まんまるログ

融通性か?和・洋・中・無国籍・ジャンクとなんでも食べる胃袋と脳みそ。

アシュケナージとお葬式

2013年09月21日 | 日記
今年は、虫が多い。目立って多かった。
窓を開け放す。風を入れる。玄関口から百足。蜂。
部屋に様々な虫が訪れる。
「オニヤンマ」も2かい入室。でかい。
捕まえて外の草むらに放す。


県立音楽堂でショパンのピアノ協奏曲第2番。
シューマンの交響曲第2番。後メンデルスゾーンだったか。
17日だから、是非一緒に…T女史から誘われていた。
アシュケナージ指揮…辻井伸行さんのピアノ。

冷蔵庫に「チラシ」磁石で押さえて貼り付けて、毎日祈るように願った。
「奇跡の共演を見に行けますように」

あまり願いすぎたり、思いすぎるたりすると物事は反対の方向に進む。

お隣のYのおじい様が浄土へと旅立たれた。

駐車場のお世話やお家のお掃除…御参り。慌ただしい時間が過ぎていく。

最後のお別れをした。「おじいちゃん、新参者の私とお付き合いしてくださった。有難う」

享年86歳。山仕事の達人で、竹伐り名人でもあった。

お葬式の朝。
庭のどくだみの葉の下に「オニヤンマ」がいる。
最後の力を振り絞っているようでもある。


冷蔵庫のコンサートのチラシは、はられたまま。

アシュケナージは指揮もするが、ピアノも弾く。誤魔化すことなく、淡々とショパンを弾く。
今度はピアノ演奏でお目にかかれますように神様にお願いしながら…。

ご冥福を祈ります。
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