素振りブログ。

一般でスピーチできる話の素振りのはずなのに、無理な話がほとんどのブログ。

一生苦しめ。

2016年03月08日 21時30分37秒 | 日記
今週の「僕たちがやりました」ですけど。

今週はかなり良かったですわ。

「目」の描き方が良かった。
トビオたちの殺人を「知ってるよ」と伝えにきた刑事さんと。
事実を突きつけられ、自分は殺人者ということを思い知らされたトビオの目。

刑事さんの目には強い怒りがあったし、トビオの目は死んでた。

「幸せを感じるたびに思い出すんだ」「その節々で思い出せ、人の命を奪ったことを」

あぁ、ここのくだり。
貴志先生の小説「青い炎」の言葉を思い出しますな。

この小説、母親に寄生し、家を好き勝手に蹂躙してきた邪悪な義父を計画立てて完全犯罪を目指し、葬り去った少年が主人公なんですが。
その少年が作品の後半で思い知るんですわ。

人を殺してしまった自分は、これからの人生で、どんなに楽しくても、どんなに笑っても、どんなに幸せを感じても
その瞬間「でも所詮自分は人殺しだ」と思い知る。
それはもうつまり、自分に未来はもう無いんだと。
そう思い知るわけで。

それ、トビオにはまんま当て嵌ってますね。
目が死んでたから。

いい死んだ目です。


他の連中はどうかなぁ~?
伊佐美もそうなりそうな気はするんですけどね。

この子、自分が殺人者になったと自覚したとき。
吐いて、その後首吊ってましたしの。確か。

期待しているのはマル。
こいつだけは、次の日からケロっとしてフツーの顔で生活しそうな。

そんな気がします。
これまでのヤツの言動から考えて。

だとしたら、それなりの報いを受けてもらわないとねぇ。
それコミで期待してます。

刑事さんの本気の怒りが篭った呪いの言葉をスルーするわけですからね。
トラックに撥ねられて、手足を失ってベッドの上で寝たきりになるとか。
再度あらわれたウンコに背中から包丁で刺されて、内臓を修復不能なレベルで傷つけられ、3日くらい苦しみ抜いた末に死ぬとか。
そういうレベルの報いを受けてもらいたいなぁ、と。

反対に期待していないのは、改心すること、ショック受けること、後悔すること。
そんな人間として当然あるべきな反応は求めちゃいないんだよ。
お願いだからそのまんまのキミで居て。

ここまで最低のクズ人間でキャラ立てて来たわけですし。
最期までそのまんまで居て欲しいねぇ。