バキ再開

今週のチャンピオンからバキが再開しましたの。（バキ道）

私にとってバキは「あって当然」みたいな漫画になってしまっているので、嬉しいですね。
面白いから読みたいとか、そういうのを越えている感じですわ。

まぁ、面白かったんですけどな。

事前に産経新聞の連載記事で、野見宿禰について予習していたから多分倍ぐらい面白くなってた。
当麻蹴速のアバラを蹴り折って、倒れたところを腰を踏み砕いで決着。
予習した通りの展開だ！嬉しい！

産経の連載記事では「野見宿禰は出雲から即日召喚されたとある。出雲といっても島根県の出雲じゃ無いんでは無いか？」って専門家の話が載ってたんですけど。
（どうも奈良にも「出雲」という地名があるそうな）
そこは板垣漫画節で「島根から奈良まで一日で走ってきた」とか。
そういうムチャクチャ展開を期待してます。触れてくれるならば。

前シリーズの武蔵編は、戦国時代の価値観で行動する武蔵に正直感情移入できなかったので、今シリーズの二代目野見宿禰が普通に現代人なのは嬉しいです。
向かってきたからという理由で、ＳＷＡＴ隊員をめった切りにして虐殺するような人間、どう好きになれというのか。

殺される側が悲惨すぎて、爽快感なんて全く無かったもんな。
そりゃ武器を向けてきたら殺していいって価値観なのは当然かもだけどさ。
読んでる側が気持ちいいかどうか。それ、大事だと思うんですよ。

バキだから、読むのをやめるという選択肢はありませんでしたけど。
今度は本当に期待してますよ。