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実写ドラマの零

2018年09月17日 15時54分50秒 | 日記
実写ゼロ、最初から最後まで見たんですが。

実写の零、他人の可能性をあまり信じて無くないですか?
いやま、ある程度優秀な人間についてはある程度信頼するようなそぶりは見せていたような気がしたんですが。
そうでない人については救ってやるから黙って俺についてこいみたいな態度で臨んでいたような。

そうじゃないだろ。零は。

一番「んん?」と思ったの、三角形の部屋での内容変更で。
原作での、数学が苦手で説明を聞く前から諦めてしまうような落ちこぼれの男に「あなたの閃きで現状が打開されるかもしれないんだ。だから自分が理解していることと同じ場所に立ってもらう必要がある」と、考えようとしないことについて「それはダメだ!」と叱咤激励して立ち上がらせていく。
これが変えられて、この馬鹿(ヤクザのおっさん・末崎)になんとかしてこの数学的思考を理解させないと、と上から目線。

零って自分が優秀なのは自覚しているけど、他人に対して上から目線で向かい合おうとするようなことしないよね。
人間の可能性を信じているというかさ。
どんな人でも大きな仕事をする可能性がある。だからどんな人も切り捨ててはダメだ。
そんな感じ。

能力の優劣で人に順位をつけたりしない。そこが彼の良さだと思ったんだけど。
で、能力が劣っている人間が、そんな零の想いに応えて

「入れされるか!そんなクソ回答!」(Byヤクザのおっさん・末崎。みなごろしの魔女で)

身体張って仕事しようとするから熱いのに。
このシーンも変えられてたよね。
この身体張る役・そこそこ頭がきれる男に差し替えられていた。

元からある程度優秀な男が身体張ってもそんなに感動無いでしょが。
知恵を出せない人間が、身体張って信じたものを守ろうとするから熱いのでは。

原作者の福本先生はどう思ってるのかなぁ?
一応黒服役で出演されてましたけど。


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