昔好きだった漫画なんですけどね。
おそらくテーマは「人種差別」
4人の聖母(マザー)と呼ばれる存在が、全ての命を産み出す異世界で、ただ1人我々の居る世界から事故で紛れ込んでしまった男・満児。
その男を父として、生まれた少年キャプチュードが主人公の漫画。
彼は聖母に嫌われています。
本来は生命を産み出すというわざは、聖母しかできないはずなのに。
地球人を父に持つ彼は、女性と性交渉を持つことにより、女性を妊娠させる能力を持ってるんですな。
なので、放置すると聖母の権威が揺らぐわけですわ。
そのため、彼の母は聖母に殺されています。
一般市民の分際で、子供を産んだという罪で。
彼を擁護する=聖母に反逆する、なんですな。
そのため、ずっと迫害されて生きてきて。
その境遇を憎む気持ちで、本来は高僧レベルの修行者しかなれないスペクトマクターと言う存在に彼は若くしてなってしまっているのです。
スペクトマスターとは?
26体の荒ぶる神々・スペクター(騎神、と書きます)を封じた指輪を装備し、その力を行使する能力者のことなんですが。
生半可な精神力だと、召喚した瞬間発狂してしまうので、スペクトマスターに成り得るのは本来は年老いた高僧なんですよ。
若者なのにスペクトマスターになっているのはたった二人。
主人公のキャプチュードと、聖母の直属の護衛になっているスペクトマスターだけ。
聖母直属の護衛の彼は、キャプチュードは世界への憎しみから生まれる精神力でスペクトマスターになっていることに対し。
世界を肯定する精神力でスペクトマスターになっているという。
つまり、聖母が治める世界は正しい。その気持ちだけでスペクトマスターになっているんですな。
加えて。
26体ってとこでピンとくるヒトも居るでしょうけど。
スペクターって、A~Zのアルファベットが頭文字の名前の連中で。
頭文字が後になるほど格上のスペクターなんですね。
主人公キャプチュードのスペクターの名前はGeneral、つまりGで。
下から数えて7番目の強さのスペクターなんですね。
で、聖母の護衛の方は「Z」
当然ですけどね。
名前の方は分からなかったな。
彼が召喚する寸前で打ち切り同然で終わったから。
面白かったんだけどね。
特に印象に残ってるの、マザーが差し向けた刺客「幻影舞踏士(ファントムダンサー)スタンピート」との戦い。
こいつ、攻撃がすべてすり抜ける幻影のような体、という特殊能力を持ち。
そのくせ、自分から他人を触ることは可能という能力も併せ持っている。
そして、握力が花山さん以上。
だから、掴まれたら振り解くこともできないから、そこで終わりという恐ろしい相手。
彼の無敵の身体、そのからくりは本体が別に居て、それを破壊するとその無敵性を消去できると情報屋の情報で分かるんですが。
その本体ってのが女で。
自分がスタンピートの本体であるということを自分では知らない状態。
しかもさ、実際にキャプチュードと出会うと。
彼がマザーに嫌われる地球人の血を引いた人間であると知っても「キミのせいじゃないでしょ」「キミはキミだよ」的な。
変わらない態度を貫いてくれる。
で悩むわけです。
この女を殺さないと、スタンピートの無敵性を消去できない。
でも、殺したくない。
……ジッサイは情報は間違ってたんですがね。
本当の本体は、女ではなく、女が甲斐甲斐しく世話をしていた「サボテン」
それを破壊され、スタンピートは実体化。
そして「お前にとってこの世界は砂漠!どこにもオアシスなぞ存在しないと知れ!」と言い残し、キャプチュードに倒される。
キャプチュードは、何いってやがんだ、と余裕を持って倒すんですが。
スタンピート本体・サボテンを破壊された後、女が豹変。
突如「黒髪、キモチワルイ!」「近寄らないで!」と石を投げてくる。
笑顔で石を投げつけられるキャプチュードが痛々しくてね。
まさか拒絶されるなんて、夢にも思ってなかったんだろうなと。
そこで仲間が言うんですわ。彼に。
「彼女はスタンピートの本体のサボテンを世話するために洗脳を受けていた。だから、サボテンの世話以外の部分が、いい加減な状態になってたんだ」
スタンピートの傀儡だったから、差別意識が希薄だっただけで。
彼女本来がそうだったわけではないと。
ここのところの救いの無さがね。
好きでした。
主人公の口癖「嫌な世界なら変えれば良い」
善行を繰り返し、自分の味方を増やして自分に住みよい世界を導けばいいじゃないか、ってのもさ。
魅力的だったんだけどな。(打ち切られた。確か、雑誌自体が廃刊になったせいで)
おそらくテーマは「人種差別」
4人の聖母(マザー)と呼ばれる存在が、全ての命を産み出す異世界で、ただ1人我々の居る世界から事故で紛れ込んでしまった男・満児。
その男を父として、生まれた少年キャプチュードが主人公の漫画。
彼は聖母に嫌われています。
本来は生命を産み出すというわざは、聖母しかできないはずなのに。
地球人を父に持つ彼は、女性と性交渉を持つことにより、女性を妊娠させる能力を持ってるんですな。
なので、放置すると聖母の権威が揺らぐわけですわ。
そのため、彼の母は聖母に殺されています。
一般市民の分際で、子供を産んだという罪で。
彼を擁護する=聖母に反逆する、なんですな。
そのため、ずっと迫害されて生きてきて。
その境遇を憎む気持ちで、本来は高僧レベルの修行者しかなれないスペクトマクターと言う存在に彼は若くしてなってしまっているのです。
スペクトマスターとは?
26体の荒ぶる神々・スペクター(騎神、と書きます)を封じた指輪を装備し、その力を行使する能力者のことなんですが。
生半可な精神力だと、召喚した瞬間発狂してしまうので、スペクトマスターに成り得るのは本来は年老いた高僧なんですよ。
若者なのにスペクトマスターになっているのはたった二人。
主人公のキャプチュードと、聖母の直属の護衛になっているスペクトマスターだけ。
聖母直属の護衛の彼は、キャプチュードは世界への憎しみから生まれる精神力でスペクトマスターになっていることに対し。
世界を肯定する精神力でスペクトマスターになっているという。
つまり、聖母が治める世界は正しい。その気持ちだけでスペクトマスターになっているんですな。
加えて。
26体ってとこでピンとくるヒトも居るでしょうけど。
スペクターって、A~Zのアルファベットが頭文字の名前の連中で。
頭文字が後になるほど格上のスペクターなんですね。
主人公キャプチュードのスペクターの名前はGeneral、つまりGで。
下から数えて7番目の強さのスペクターなんですね。
で、聖母の護衛の方は「Z」
当然ですけどね。
名前の方は分からなかったな。
彼が召喚する寸前で打ち切り同然で終わったから。
面白かったんだけどね。
特に印象に残ってるの、マザーが差し向けた刺客「幻影舞踏士(ファントムダンサー)スタンピート」との戦い。
こいつ、攻撃がすべてすり抜ける幻影のような体、という特殊能力を持ち。
そのくせ、自分から他人を触ることは可能という能力も併せ持っている。
そして、握力が花山さん以上。
だから、掴まれたら振り解くこともできないから、そこで終わりという恐ろしい相手。
彼の無敵の身体、そのからくりは本体が別に居て、それを破壊するとその無敵性を消去できると情報屋の情報で分かるんですが。
その本体ってのが女で。
自分がスタンピートの本体であるということを自分では知らない状態。
しかもさ、実際にキャプチュードと出会うと。
彼がマザーに嫌われる地球人の血を引いた人間であると知っても「キミのせいじゃないでしょ」「キミはキミだよ」的な。
変わらない態度を貫いてくれる。
で悩むわけです。
この女を殺さないと、スタンピートの無敵性を消去できない。
でも、殺したくない。
……ジッサイは情報は間違ってたんですがね。
本当の本体は、女ではなく、女が甲斐甲斐しく世話をしていた「サボテン」
それを破壊され、スタンピートは実体化。
そして「お前にとってこの世界は砂漠!どこにもオアシスなぞ存在しないと知れ!」と言い残し、キャプチュードに倒される。
キャプチュードは、何いってやがんだ、と余裕を持って倒すんですが。
スタンピート本体・サボテンを破壊された後、女が豹変。
突如「黒髪、キモチワルイ!」「近寄らないで!」と石を投げてくる。
笑顔で石を投げつけられるキャプチュードが痛々しくてね。
まさか拒絶されるなんて、夢にも思ってなかったんだろうなと。
そこで仲間が言うんですわ。彼に。
「彼女はスタンピートの本体のサボテンを世話するために洗脳を受けていた。だから、サボテンの世話以外の部分が、いい加減な状態になってたんだ」
スタンピートの傀儡だったから、差別意識が希薄だっただけで。
彼女本来がそうだったわけではないと。
ここのところの救いの無さがね。
好きでした。
主人公の口癖「嫌な世界なら変えれば良い」
善行を繰り返し、自分の味方を増やして自分に住みよい世界を導けばいいじゃないか、ってのもさ。
魅力的だったんだけどな。(打ち切られた。確か、雑誌自体が廃刊になったせいで)
あれなら俺達の戦いはこれからだの方がマシだった。
いきなりでしたからな。
最強のスペクトマスターとの戦い、どうなったのか全く語らず、全て解決して良くなったよ、って。
ねぇわww