日曜の必殺仕事人2020は面白かったです。
テーマは「オレオレ詐欺」「半グレ」「引きこもり」
でした。(前も言ったけど)
江戸の町を襲うやくざ者とは違う、仁義も何もなく、金だけ追い求める凶悪犯罪者集団「グレ者」
彼らが中心となって江戸の町を荒らしまわっている詐欺「親騙し」
ようは半グレがオレオレ詐欺を江戸でやってて、大問題になってるんですね。
電話を手紙に変換して、江戸テイストに合うようにしてるんですが、簡単にいうとそれ。
で、奉行所でも大問題になり、腕利きと名高い新奉行を迎えて親騙し根絶を目指すんですが。
奉行所の筆頭与力の倅にちょっと問題が。
倅、引きこもってまして。
大変なお役目を受けているのに、家の中がそんななので。
結構悩んでいるのです。与力の人。
で、その倅なんですが。
色々あって、町に出るまでに引きこもりがマシになり、外を出歩いているときに自己啓発セミナーみたいなもんに引っかかってしまう。
そこでそのセミナーの講師に心酔し、弟子入りを決意するまでに。
お父さんの与力、倅がなんにせよ社会復帰を果たしたと最初は喜ぶんですけど。
段々倅がおかしくなってることを肌で感じて。
(言動がどんどんおかしくなっていくせいで)
このままではまずいのではないか?
止めなければだめなのではないか?
そうは思えど、以前の引きこもりに戻るよりはいいのかもしれないと思い、止められなくて。
倅、転落してしまうのです。
オレオレ詐欺の、受け子に。
本人、受け子をやりながら「変だ」とは思ってたんですが。
セミナー講師の先生のやることに間違いなどあろうはずがないと自己洗脳。
無理矢理続けていたんですが、ある日偶然、そのセミナー講師こそオレオレ詐欺の元締めであると知ってしまう。
で、騙されていたことを認め、もろともに処罰をと父親に全部報告するんですけど。
裏からすでに手が回っていて、オレオレ詐欺の元締めは与力の倅だと責任を擦り付けられてしまう。
で、お父さん。
それを信じちゃう。
そして息子の不始末は、親が責任を取らねばならぬと倅を殺害。
自身も奉行に言われて腹を切って詫びるのですが。
そこで事の真相を実は全ての黒幕だった悪魔のような奉行の口から聞かされる。
お前の息子は事件の責任を擦り付けられただけ。
お前は無実の息子を、信じないで殺したんだぞ、と。
……残酷すぎるよね。ここ、良かったです。
愛することと、信用しないことは両立出来てしまうんだよな。
悲しいけど。
お父さん、息子を愛していたから、息子の不始末の責任をとって切腹したわけじゃないですか。
でも、怪しいセミナーに嵌り、おかしな言動を繰り返すようになった息子の事を信じることがどうしてもできなかった。
悲しい。
愛しているから信用してくれるわけじゃないし。信用してくれないから愛されてないわけでもない、っての。
脚本が良いですね。毎回毎回。
テーマは「オレオレ詐欺」「半グレ」「引きこもり」
でした。(前も言ったけど)
江戸の町を襲うやくざ者とは違う、仁義も何もなく、金だけ追い求める凶悪犯罪者集団「グレ者」
彼らが中心となって江戸の町を荒らしまわっている詐欺「親騙し」
ようは半グレがオレオレ詐欺を江戸でやってて、大問題になってるんですね。
電話を手紙に変換して、江戸テイストに合うようにしてるんですが、簡単にいうとそれ。
で、奉行所でも大問題になり、腕利きと名高い新奉行を迎えて親騙し根絶を目指すんですが。
奉行所の筆頭与力の倅にちょっと問題が。
倅、引きこもってまして。
大変なお役目を受けているのに、家の中がそんななので。
結構悩んでいるのです。与力の人。
で、その倅なんですが。
色々あって、町に出るまでに引きこもりがマシになり、外を出歩いているときに自己啓発セミナーみたいなもんに引っかかってしまう。
そこでそのセミナーの講師に心酔し、弟子入りを決意するまでに。
お父さんの与力、倅がなんにせよ社会復帰を果たしたと最初は喜ぶんですけど。
段々倅がおかしくなってることを肌で感じて。
(言動がどんどんおかしくなっていくせいで)
このままではまずいのではないか?
止めなければだめなのではないか?
そうは思えど、以前の引きこもりに戻るよりはいいのかもしれないと思い、止められなくて。
倅、転落してしまうのです。
オレオレ詐欺の、受け子に。
本人、受け子をやりながら「変だ」とは思ってたんですが。
セミナー講師の先生のやることに間違いなどあろうはずがないと自己洗脳。
無理矢理続けていたんですが、ある日偶然、そのセミナー講師こそオレオレ詐欺の元締めであると知ってしまう。
で、騙されていたことを認め、もろともに処罰をと父親に全部報告するんですけど。
裏からすでに手が回っていて、オレオレ詐欺の元締めは与力の倅だと責任を擦り付けられてしまう。
で、お父さん。
それを信じちゃう。
そして息子の不始末は、親が責任を取らねばならぬと倅を殺害。
自身も奉行に言われて腹を切って詫びるのですが。
そこで事の真相を実は全ての黒幕だった悪魔のような奉行の口から聞かされる。
お前の息子は事件の責任を擦り付けられただけ。
お前は無実の息子を、信じないで殺したんだぞ、と。
……残酷すぎるよね。ここ、良かったです。
愛することと、信用しないことは両立出来てしまうんだよな。
悲しいけど。
お父さん、息子を愛していたから、息子の不始末の責任をとって切腹したわけじゃないですか。
でも、怪しいセミナーに嵌り、おかしな言動を繰り返すようになった息子の事を信じることがどうしてもできなかった。
悲しい。
愛しているから信用してくれるわけじゃないし。信用してくれないから愛されてないわけでもない、っての。
脚本が良いですね。毎回毎回。
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