ＳＮＫのゲームには入門すら許されなかった

私、カプコンの格ゲーはそこそこ戦えたんですが、ＳＮＫの格ゲーはからきしだったんだよなぁ。
今週のハイスコアガールでハルオと日高が交際を賭けて格ゲー三本勝負してるのを見て思いました。

同じ２Ｄ格闘ゲームだろ、意味不明、って言われるかもですけど。
格ゲーやらない人にとっては。

全然違うんですよねぇ。

どの辺がというと、必殺技の扱い。

ストⅡに代表されるカプコンの格ゲーって、必殺技は重要ですけど、その重要さが違ってて。
必殺技でない、通常技を用いた攻防も結構重要だったんですよ。
立ち大キックやしゃがみ大パンチのリーチが結構長いから、間合いギリギリで技を出して牽制したり。（で、相手がガードを固めるのに慣れたところでそのまんま近づいていって投げたり）
飛び込むときに技を出すタイミングをギリギリにして、着地と同時に投げたり。
相手の飛び込みに合わせてこっちも飛んで、空中投げを決めたり。

必殺技なしでもそこそこ戦えた。

なんですけど、ＳＮＫの格ゲーは必殺技の性能が良過ぎてね。
必殺技が出せることが前提のゲームになってて。

自在に必殺技が出せないプレイヤーはお呼びでない。
そんな感じでした。

それが悪いとは言わないですが。それも味。
でも、当時寂しかったなぁ。

面白かったんですよね。キャラクターが。ＳＮＫのゲーム。
自分の正義を信じて疑わない男・テコンドー使いキムカッファンだとか。
恋人と一緒に殺され、その怨念から狂った殺人鬼として蘇った男・首斬り破沙羅だとか。
元新撰組隊士。しかし殺人狂ゆえに粛清されそうになった。でも生き延び、今も殺人を続けている狂人・紫鏡だとか。

面白い！このキャラを自在に使って持ちキャラにしたい！って思っても、システムが私を受け入れてくれないせいで対戦なんて夢のまた夢ってレベルでしかプレイ出来なかった思い出。
友人が自在に使って、アッサリ楽勝でエンディングまで到達しているのを見て羨ましかったのを覚えています。

入り込みたい世界に入れないのは悔しいですわｗ