Robot Quadrotors Perform James Bond Theme
プログラムしてあるのだろうなぁ。上手くやっている。
宮川香山の作品って、凄いですよね。
万博を飾った作品で、実際に観たことがありますが、陶器とは思えまない超絶技巧です。
真葛窯の真葛焼で、明治から昭和の初期までで、空襲で窯が焼かれ、4代がその後少ししましたが、病死してしまい、途絶えてしまったようです。
高浮彫と言う、本物のように細工したものを器に付けてあります。
造形が本物と見紛うばかりの素晴しさですが、込み入った精巧なものを焼くのは、それまでにもひびが入ったり割れるでしょうし、大変だったことと思います。
蟹、鳥の羽1枚1枚、猫の歯や舌まで、耳も中まで精巧に作ってあります。ベトナムでもありましたが、蛙を擬人した作品もありました。
色も、色によって焼く温度が違うので、何度も何度も焼いて思い道理の色に仕上げるのは大変だったと思います。
割れてしまうので、成功するものは少しで、1年はざらで、8年ぐらい掛かったこともあるそうで、ほとんど趣味と意地でやっているようなものだと言っています。
商売にならないので、釉下彩という彩色後、釉薬を付けるものに変わりました。釉下彩でも海外で絶賛されました。帝室技芸員になっています。
最後にまた高浮彫になり、釉下彩で培った色の技術を使って、蟹を再度作り、なくなる1ヶ月前に作った最後の作品は、本物そっくりの色に仕上がっています。
以前にも 同じ蟹を焼いていますが、全く色が違います。
一度機会がありましたら、実際に観られると本当に感動します。
神奈川県立美術博物館、宮川香山真葛ミュージアムで観られます。
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