http://news.mynavi.jp/news/2011/12/26/024/
初夢でよい夢を見る方法
味の素はこのほど、初夢に関する緊急意識調査の結果を発表した。調査対象は東京圏、大阪圏に住む10代~60台の男女計600人。調査はインターネット上で行われた。
これによると、初夢について例年よい夢を見られる人は14%にとどまった。来年見たい初夢に関してはよい夢を見たいと回答した人が76.8%。内容に付いては「家族と一緒にいる夢、家族に関して良いことが起こる夢」が1位で21.7%、2位は「恋人と一緒にいる夢、恋愛で良いことが起こる夢」(19.7%)となった。
例年、良い初夢を見るために工夫しているか尋ねたところ、約71.7%が「工夫していない」と回答。「工夫している」(28.3%)のうち、その方法については「見たい夢を頭に浮かべながら寝る」(13.0%)、「質の良い睡眠をとる」(11.0%)、「人と過ごしたり、リラックスして楽しい時間を過ごす」(7.0%)といった順に多い。
「眠りの専門家に『良い夢を見るための睡眠』についてうかがったところ、『気分転換を上手に取り入れ、楽しい気分で過ごす』『寝る前にリラックスし、見たい夢を強くイメージする』『質の良い睡眠をとる』の3つがポイントであることが分かりました」(同社)。ストレス過多の日常から脱すること、写真や音楽などからも見たい夢を強く思い浮かべること、食べ過ぎは睡眠の質が低下するので注意することなど重要になるという。
http://www.health.ne.jp/library/3000/w3000533.html
初夢はお正月の元日か2日の夜に見る夢のこと。昔から「一富士二鷹三なすび」の夢を見ると縁起がいいと言われている。それにしても、ヒトはなぜ夢を見るのか?初夢にかけ、睡眠と夢について考えてみよう。 |
レム睡眠のときに見る夢は・・・ |
睡眠にはレム睡眠(浅い眠り)、ノンレム睡眠(深い眠り)の二種類がある。現在では、どちらの睡眠の際にも夢を見ることがわかっているが、その内容を思い出す率はレム睡眠の方が高い。 つまり、我々が初夢として覚えているものは、レム睡眠の際に見ている可能性が高いのである。 一般的に睡眠中は、ノンレム睡眠とレム睡眠を交互に行ない、レム睡眠は寝入ってから80分ぐらい後に現われ、10分程度続く。この後、再びノンレム睡眠が始まり・・・この周期を2~4回繰り返す。 |
枕の下の写真は効果アリ!? |
精神医学や心理学の世界では、一般的に夢を思考の延長ととらえている。実際、睡眠に入る直前の会話や考え事などが夢に影響を与える例が多いそう。 ということは、元旦の夜に、家族や友達と見たい夢のことを語り合ったりすれば、その夢が見られるかもしれない。俗に、枕の下に写真などを入れておくと、いい夢が見られると言うが、これも効果があるのかも。要は、布団に入ってから、そのことを考えつつ眠ればいいのである。 ただ、夢を朝まで覚えていられるかはちょっと問題。目覚めた瞬間は明確に覚えていて、「いい夢だったから忘れないようにしよう」と念じても、はっきり目覚めたときには忘れていることが多いのだ。 |
いい初夢をみる方法(2) |
ぐっすり眠る寝具の工夫 |
最後に、ぐっすり眠って疲れをとるための寝具の工夫を紹介しよう。 それでは皆さんいい夢を!! |
敷き布団 |
「柔らか~い」布団で眠ると、背中やお尻が重たく、脚やウエストなどが軽いので、人間の自然な立姿勢とは異なった不自然な寝姿勢となる。「やわらか布団」ならば「せんべい布団」の方がマシなのだ。 もちろん固すぎてもダメ。背中とお尻だけが布団に当たり、腰が浮いてしまうのだ。新しく購入するなら背骨のS字カーブが2~3cmに保てる「適度な固さ」の布団を選びたい。 |
掛け布団 |
睡眠中の人間は体温が奪われやすいので、掛け布団は熱の発散を防ぐものを選びたい。布団の中が30~33度に保てるものが良い。 |
枕 |
頭を枕にのせた時、敷き布団から2~3cmと、低くてやわらかめの方が安眠しやすい事が多い。しかし枕は好みが大きく分かれることも多い。自分が安眠できる枕を選べばいいようだ。 高さの他に重要なのが、放熱・放湿性。ぐっすり眠れる条件は「頭は涼しく、手足は暖かく」である。熱のこもりやすい枕は避けよう。 |
参考文献:「睡眠と夢」 石原務 朱鷺書房 |