Second place of the Design Lab 2012
http://nlab.itmedia.co.jp/nl/articles/1209/25/news034.html
ニュージーランドの大学生が「ドアのない冷蔵庫」をデザインし、国際的な家電デザインコンテストで最終候補に残りました。ドアのない冷蔵庫とは一体?
この冷蔵庫「Impress」は、冷蔵庫と言うよりもむしろ「冷蔵壁」というべきデザインで、壁に蜂の巣のように六角形が並んでいます。この六角形は押されると引っ込むようになっていて、ここから食品を押し込んで収納します。
入れたものの先端が見えるので、何が入っているかがよく分かるのが特徴です。中に物が入ってからその部分を冷やすため電気代も節約できます。
マッセイ大学のBen de la Rocheさんが子どものピンアートをヒントに考案したデザインで、欧州の家電メーカーElectroluxの Electrolux Design Lab 2012 Awardに応募したもの。1300を超える応募の中で最終候補10人に残りました。最終選考は10月末に行われます。
コンセプトデザインということで実際に商品になるのかは分かりませんが、実現できれば便利そうです。
http://irorio.jp/asteroid-b-612/20120921/28841/
世界各国から、近い将来、私たちの日常になくてはならない存在になるかもしれない発明品が集まったElectrolux Design Lab 2012のファイナリスト30品が決定した。今回は、その中から特に注目したい新感覚の家庭用品10品を抜粋して紹介しよう。
1. Aeroball
空中浮遊型の空気清浄機。どんな仕組みで浮いているのかはわからないが、この小さな泡のようなボールが空気中のイヤな臭いを消臭し、代わりにキレイな空気を作り出してくれる。浮遊しているのでスペースをとらないのが特長。芳香機能があるタイプもある。
2. Fridge Nose
冷蔵庫の扉に付けて使用するこの製品は、センサーが冷蔵庫内の食品を感知し、傷み始めている食物があると知らせてくれる。また、その食物が冷蔵庫に入れられた日にちも記憶できるので、いつからあるかわからないといった問題も解決できる。
3. Hula Washer
フラフープの中の空洞に水と洗剤、そして洗濯物を入れることで、回しながらエクササイズと洗濯両方が可能。解体可能なので持ち運びも便利、しかもエコなのだが、一度に洗える量が限られているうえに本当にキレイになるのかは不明だ。
4. Ingresure
センサーで調理中の料理の材料を的確に計測し、必要な調味料の種類や量を教えてくれるIngresure。これさえあれば、レシピ本を見ずともプロのシェフ並みの味付けができるうえ、熱いスープを味見して舌を火傷する心配もなくなる。
5. SaltSpoon
塩やコショウなどの調味料を柄の部分に収納し、正確な量を計りながら出すことができる。食事中にちょっと味付けが薄いと感じたときなどにも役立つ。
6. Wine Steward
ワイン好きにはたまらないこの製品。飲みかけのワインボトルに設置すれば、そのワインを適温に保ち、最後までおいしく飲みきれるようにしてくれる。また、注ぎ口を密閉することで、味を損なわずに保管することが可能。
7. Touch
熱を使わない手のひらサイズのポータブル・アイロン。赤外線の光で服の繊維をなめらかにし、シワを伸ばしてくれる。熱を使わないので安全なうえ、服を着ながらでも使える。
8. Airomes
おいしさを感じるのは味覚ではなく嗅覚だとの発想からつくられたこの製品は、料理にお気に入りの香り付けをして楽しむというもの。味気なくて食欲がわかないダイエット食も、好きな香りを付けることでおいしく食べることができるようになるかもしれない。
9. Impress
扉のない冷蔵庫とでも言うべきか。冷蔵機能をもつこの壁は、保存したい食べ物飲み物を差し込んでおくことで、「せっかくお弁当を作ったのに冷蔵庫の中に忘れてきちゃった」「お風呂上りに飲もうと思ってたのに忘れて放置してた」という“うっかりミス”を防止してくれる。
10. Memory
コーヒーの飲み方は人それぞれ。薄めが好きだったり、ミルクたっぷりが好きだったり、エスプレッソにこだわりがあったりする。Memoryは、手形照合により、個人個人のコーヒーの好みを記憶してくれるコーヒーメーカー。1度手形をスキャンすると、2回目も全く同じコーヒーをつくってくれるという。
Memory - Electrolux Design Lab 2012 finalist