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葉ねぎ】
- 分類:ユリ科
- たねまきの時期:
- 植えつけの時期:3月~5月 9月
- 収穫時期:9月~6月
葉ねぎの栽培、育て方
ねぎは根深ネギと葉ネギに分けられます。根深ネギは主に関東地方で栽培されています。葉ネギは東海以西に多く作られていて、根深ネギよりも栽培に手間がかからず、種まきから40日前後で収穫できます。 根元を切って収穫すると新しい芽を出すので、収穫を繰り返すことができます。
適したコンテナ(プランター、鉢など)
深さが8cm以上のものなら鉢でもプランターでもかまいません。
育てる環境
半日かげでも育ちますが、できれば日なたに置きます。
種蒔き
鉢底石を敷き詰めたプランターや鉢に培養土を入れ、表面を軽くならします。
鉢底から水が流れ出るまでたっぷりと水をかけます。
種は粗くばら巻きをし、土を薄く覆います。
種が流れてしまわないように気をつけながら、霧吹きやハス口の付いたじょうろでたっぷりと水を与えます。
発芽までは乾燥させないようにします。
間引き
発芽後、混み合ってきたら間引きします。
さらに1カ月ほどたったら苗と苗の間隔が1cmぐらいになるように間引きします。
苗の植えつけ
苗は園芸店などで、苗を購入できますが、スーパーなどで売っている根つきの葉ネギを利用して育てることもできます。新鮮な葉ネギの根元から3~5cm残してカットしたものを苗にします。
根の部分だけ1番水につけてから土に植えつけるとよいです。
鉢底ネットをしき、鉢底石を敷き詰めたプランターや鉢に培養土を入れます。(肥料入りの培養土でない場合は元肥として肥料を混ぜます。)
深さ3cmぐらいの植え穴を掘り、苗を1本ずつ掘った穴に入れます。苗がたくさんあったら1ヶ所に2本ずつ植えてもよい。周りから土を寄せて軽く押さえます。
土は容器いっぱいに入れず、ウォータースペースを2cmほどとります。
※ウォーターペースとは
プランターや鉢植えに用土は上までいっぱいには入れず、上部より2cmくらい残して培養土をいれます。水やりの時に土や水が流れ出ないためで、ここに水をためて土の中にしみこませます。
鉢底から流れ出るくらいにたっぷりと水をやります。
肥料
収穫後に追肥をします。
水やり
土の表面が乾いたら鉢底から水が流れ出るくらいまで水をやります。
収穫
葉が伸びて20cmになったら収穫時です。根元から3~4cm残して上部をカットして収穫します。再び葉が伸び始めて収穫を繰り返すことができます。
葉ねぎは多年草のため1度植えつけると3~4年は収穫ができます。冬になると地上部は枯れてしまいますが、春になると新しい葉を伸ばします。3~4年たつと力がなくなりますので、掘り上げて株分けするか、新しく種をまきます。
病気害虫
ほとんど心配ありません。
そのほか
食べそびれ手根が出てしまった玉ねぎは土に植えるだけで、芽が育って葉ネギのようになります。玉ねぎの養分がなくなるまで2~3回収穫できます。
ただ、玉ねぎの中には芽止め処理がされているものもあるので、白い根が見えているものを選びます。