つるむらさきが売っていたので、調べました。
余り美味しくはなさそうですが。
緑のと、茎が紫で葉も緑の濃いのとあったのですがまるで別物でした。緑のほうが食べやすいようです。
http://www.healthy-mylife.com/shokuhin/archives/2006/12/post_53.html
つるむらさきの効能
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- つるむらさきの特徴
つるむらさきは江戸時代前期に観賞用や染料として使われていましたが、スリランカでは二〇〇〇年も前から健康維持食に欠かせない野菜として食用にされてきたのです。日本で、観賞用の植物から、健康野菜として認められるようになったのは、昭和四〇年頃からです。旺盛な生命力でどんどん伸びる茎と、厚くなめらかな葉、黒紫色の実はじつに美しいものです。
- 動脈硬化予防につるむらさき
つるむらさきに含まれているビタミンEは「若返りのビタミン」などと異名を取るビタミンです。つるむらさきはこのビタミンEが多く、カリウムも含んでいます。これらは血液の流れを良くしたり、カリウムの働きで塩分を排除し動脈硬化を予防します。
- 健康増進につるむらさき
つるむらさきにはカルシウム、カリウムが非常に多く、リン、ナトリウム、鉄、亜鉛などのミネラルや、ビタミンA、ビタミンEも豊富に含まれています。そして、生でサラダにして食べられます。
- 貧血防止につるむらさき
つるむらさきには、貧血の人に必要な鉄と、その吸収を助ける銅やマンガンも含まれているので、貧血の防止や治療に役立ちます。また葉を食べつくしたら、茎を刻み、天日で乾かし、つるむらさき茶にすると、貧血には、タンニンを含まない優れた薬草として活用できます。
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■ツルムラサキの選び方と保存方法
●選び方
葉が陽を沢山浴びて濃い緑色をしているもの、みずみずしくしゃきっとしていて、触った時に肉厚なものを選びます。
●保存方法
むきだしで置いておくとすぐにしなびてしまいます。濡らした新聞紙などでくるみ、袋に入れて野菜庫に入れます。
その際、なるべく本来あった状態、根の部分を下にして立てて入れておくようにした方がもちがよく、茎が曲がったりしません。
■ツルムラサキの美味しい食べ方と主な料理
●調理のポイント
◆ホウレン草などと違い、茎が太いので、下茹でする場合は葉と茎を別々にした方が良いでしょう。
◆油との相性が良いので、炒め物、揚げ物に向いています。その場合、それほどアクが強くないので、下茹でしなくても問題はないでしょう。
◆おひたしやあえ物、汁物の具材などホウレン草や小松菜など一般的な菜葉類と同じような使い方もできます。
●ツルムラサキの料理レシピ いろいろ
主な料理レシピサイトのサヤエンドウを使ったレシピのページにリンクしています。参考にされると良いでしょう。
クックパッド E・recipes キッコーマン
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ツルムラサキ
乾燥肌に効く対策(食べ物・食事)ツルムラサキ
おもな効能は便秘、解熱、風邪予防です。
つるむらさきには、カロテンが豊富に含まれています。
カロテンは体内において必要量だけビタミンAに変換され、抗酸化性を持ち、皮膚や粘膜を健康に維持するのに役立ちます。
骨の構成成分になるマグネシウムやカルシウム、骨の形成を促すビタミンK、コラーゲンの生成を促すビタミンCなどの栄養素も多く含まれています。
ツルムラサキは、疲労回復効果の高い野菜で、特徴は苦味とネバネバです。苦味が食欲を刺激し、とろりとした食感は暑くて食欲がない時でも、するっと喉を通してくれます。
さらに肌のアンチエイジングにも効能を発揮します。
ツルムラサキと豚肉の卵スープ ほんの少しの苦みが味の特徴ですが、卵でとじるとホンワリと優しい味になります。 -
科目:
利用部位:
旬:
効能・利用法・ウンチク
あまりおいしいとはいえませんが、青い野菜の育ちにくい夏の、貴重で栄養豊富な野菜。暑くなるとぐんぐん大きくなり、病害虫もない。おひたし、炒め物やてんぷらでどうぞ。おひたしは鰹節にしょうゆがけ、ゴマドレッシング、シソドレッシングなどでお召し上がりください。 -
ツルムラサキの概要
つるむらさきは、加熱すると特有のヌメリが出る熱帯地域生まれの野菜です。「赤茎種」と「緑茎種」の2つのタイプがあり、赤茎種は茎が紫色で、緑茎種は全体が緑色になります。緑茎種のほうが食味がよいとされ、国内で流通するつるむらさきのほとんどは緑茎種です。
葉はやや肉厚で、つる先から15cmほどを収穫して茎と葉を食べます。暑い気候を好むため夏が旬。ほんのり土のような香りがあるのもつるむらさきの特徴です。
ツルムラサキの歴史
つるむらさきは東南アジアの熱帯地域が原産地と考えられていて、インドやマレーシア、ベトナム、中国南部などでは古くから食べられていました。ほうれん草のような扱い方をすることから「インディアン・スピナッチ」とも呼ばれるそうです。
日本で初めて書物に登場したのは平安時代の「本草和名」です。つるむらさきの中国名である「落葵」の項目に、「和名 加良阿布比(からあふひ)」と記されています。ただ、この時点で日本に渡来していたかどうかは不明です。
「多識編」(1631年)の落葵の項目には日本名の「豆留牟良佐岐(つるむらさき)」の記述があることから、江戸時代には伝わっていたと考えられます。また、貝原益軒の「菜譜」(1704年)では、「わかき苗も、葉もくらうべし」と野菜として紹介されています。しかし、つるむらさきが野菜として浸透したのは1970年以降のこと。チンゲンサイなどの中国野菜の普及にともなって一般家庭に広まりました。
ツルムラサキの見分け方(選び方)
茎と葉がやわらかくて切り口がみずみずしいもの。また、葉が肉厚でツヤがあり、あまり成長していない若いものを選びましょう。葉が枯れているものや変色しているものは避けます。
ツルムラサキの保存方法
軽く湿らせた新聞紙などで包んでポリ袋に入れ、冷蔵庫の野菜室へ。2~3日で使いきりましょう。かためにゆでて小分けしたものを冷凍してもOKです。
ツルムラサキの食べ方
お浸し、和え物、炒め物、揚げ物など
お浸しにする場合は、ゆですぎると食感が悪くなるので1~2分程度でよいでしょう。特有の香りは、ごま油で炒めてにんにくで風味をつけたり、天ぷらにすると気になりません。
ツルムラサキの栄養と効能
おもな栄養成分(可食部100g中)
ゆで:βカロテン当量(3400mcg)、ビタミンK(350mcg)、食物繊維総量(3.1g)、カルシウム(180mg)、カリウム(150mg)
注目成分
ムチン
おもな効能
風邪予防、高血圧予防、心筋梗塞予防、脳梗塞予防、動脈硬化予防、便秘予防、がん予防、老化予防、骨粗鬆症
つるむらさきに豊富に含まれるβカロテンには抗酸化作用があり、免疫力アップやアンチエイジング、がん予防などに効果があるといわれています。
骨の健康維持をサポートするカルシウムやビタミンKも多く、便秘予防に効果のある不溶性食物繊維や、血圧の上昇を抑え成人病予防によいとされるカリウムも多めです。
つるむらさきのヌメリ成分は「ムチン」によるものです。ムチンは里芋やオクラにも含まれていて、胃腸の粘膜を保護したり細胞を活性化する作用があるといわれています。
より詳細な栄養成分については、「栄養成分(グラフ)」もしくは「栄養成分(一覧表))」に掲載しています。
ツルムラサキの種類
つるむらさき
ほうれん草のようにゆでたり炒めたりして食べる緑黄色野菜。特有の香りがあり、加熱するとヌメリが出るのが特徴です。つるむらさきには茎が紫色の「赤茎種」と、葉も茎も緑色の「青茎種」がありますが、流通しているもののほとんどは青茎種です。出回り時期は7~10月頃。