ことし国に承認された、最新のがん免疫療法による白血病などの新薬について、中医協=中央社会保険医療協議会は、臨床試験で高い効果が報告されているなどとして、公的な医療保険を適用することを決めました。1回当たりの薬の価格はおよそ3350万円と、現在、国内で保険が適用されている薬で最も高くなります。
https://johosokuhou.com/2019/05/15/14676/
今年に国が承認した最新の白血病治療薬「キムリア」について、一回あたりの薬の価格がおよそ3350万円となることが分かりました。 国内で保険が適応されている薬の中では最も高くなり、保険適用でも自己負担は数十万円になる見通しです。
このキムリアは患者の免疫細胞を使って、ノバルティス社の「細胞加工施設(CPC)」と呼ばれる場所で遺伝子操作を加え、がん細胞への攻撃力を強化した上で投薬されます。その効果は絶大で、実際のテストでは8割以上の患者から白血病細胞が消失。 かなり重い症状でも改善が見られ、従来の治療薬よりも圧倒的な数字を記録しています。
ただ、患者の免疫細胞をオーダーメイドで加工する必要があることから、ここまで値段が跳ね上がってしまいました。
このキムリアは患者の免疫細胞を使って、ノバルティス社の「細胞加工施設(CPC)」と呼ばれる場所で遺伝子操作を加え、がん細胞への攻撃力を強化した上で投薬されます。その効果は絶大で、実際のテストでは8割以上の患者から白血病細胞が消失。 かなり重い症状でも改善が見られ、従来の治療薬よりも圧倒的な数字を記録しています。
ただ、患者の免疫細胞をオーダーメイドで加工する必要があることから、ここまで値段が跳ね上がってしまいました。