Tokyo Walker

諸事探訪

早春

2024年03月20日 13時41分27秒 | カメラ

 三月になって、暖かい日もあるのですが、風も強く寒さがぶり返して来ます。体感12度くらいでしょうか。まだ春は先だろうと思いながらも、気を取り直して今年初めていつもの公園へ散歩に出掛けました。今日のお供はPentaxのAuto TAKUMAR 55mmF1.8(ゼブラ)です。
公園までの途中の道端にタンポポやハルジオンのような花が咲いておりました。何だ何だ、結構咲いとるじゃないか、とか思いながら公園に着いて最初に出会ったのは薄紫の「カタクリ(片栗)」の花でした。日当たりの良い所に群生しておりましたが、これは人為的に植えたものと思われます。

マクロじゃないので、なかなか寄ることは出来ません。カタクリ、意外と早く咲くのですね。
紫の色がとても薄い印象です。

 次に出会ったのが「ツバキ(椿)」です。人家の玄関や庭先では大きな花の椿を時々見掛けますが、公園では小さな花のツバキばかりでした。様子からすると2月中くらいから咲き始めたようです。
赤、白、斑入りの白など色もとりどりです。
Auto TAKUMAR 55mmF1.8のフレアや丸ボケを楽しむため、全て絞り開放で撮っています。

 元々、古いLensはゴーストやフレアが出易いのですが、光源の角度によってこんな風に虹色フレアが出ることがあります。TAKUMAR Lensの個性の一つかも知れません。光源は左上方向にありますが、撮影時に一瞬虹が出るのに気が付き、花を挟んで何とか取り込んでみました。

アセビ(馬酔木)も咲き始めた所です。

そしてユキヤナギ(雪柳)が満開でした。

早咲きの桜も咲いていました。

 とても小さな花です。最初は葉かと思っていましたが、近くでよく見ると花でした。
ヒュウガミズキ(日向水木)というらしいです。

 考えてみれば三月も中を過ぎました。いろいろな花が咲いているのは当然なのです。

さて、Auto TAKUMAR 55mmF1.8の写りはどうでしょう。
それらしい溶けるようなボケ味の描写もあるのですが、ザワザワしたものもあります。
これを自在に使いこなすのはなかなか難しいように思いました。今回は絞り開放でしたが、1段~2段絞ってみたらどうなるでしょうか。期待以上の写りをするかも知れません。
「55mmF1.8」に拘ったのは、弟分の「55mmF2」の写りがあまりにも良かったことが原因です。
「当然、F1.8にすればもっと良いはず」という勝手な妄想から始まりました。実際に使用してみて、Lensを明るくした分、気難しいLensになったという印象が残りました。
まあ、当然と言えば当然なのですが。

Body   α7Ⅱ/SONY
Lens    Auto-TAKUMAR 55mmF1.8/Pentax
Mount Adapter M42/MEX(Ping押しFlange無し)/FOTGA
Filter   無し
Hood    φ46mm S/Walz


コメント
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