2度目の連勝はお預け

明治安田生命Ｊ１リーグ　第20節
2020年10月3日（土）16:03KO
横浜ＦＣ 0 - 3 柏レイソル
5'オルンガ(柏)
76'オルンガ(柏)
90+1'大谷　秀和(柏)
ニッパツ三ツ沢球技場 4,571人 曇 24.4℃

緊急事態宣言解除後、無観客にて再開された7月のリーグ戦第3節では3-1で柏レイソルを破った横浜FC。
前節は浦和レッズに完勝し3試合ぶりの勝利を掴んだだけに2度目の連勝へ期待が高まっていた。
しかし前半に1点を失うと後半も得点を奪えないまま失点を重ね0-3で完敗してしまった。

前回の対戦に加え昨シーズン共にJ2から昇格を果たしたチーム同士ということもあり互いに研究し尽くしている状況だった。

試合は低い位置からボールをしっかりと繋ぐチーム同士のミラーゲームとなり柏が正確なパスで横浜FCを翻弄した。
試合が動いたのは5分、横浜FCはオルンガのゴールで柏に先制されてしまう。
逆に横浜FCの得意とするパスワークは柏の的確なポジション取りによるパスカットで封じられてしまった。
さらに右サイドを駆け上がるマギーニョへのパスは柏の川口に遮断され、左サイドの松尾は昨年までチームメイトだった北爪の守備に封じられてしまった。
その後スコアは動かず前半は0-1で終了。

迎えた後半、横浜FCはレアンドロ ドミンゲスの精度の高いコーナーキックやフリーキックでチャンスを作り出すがゴールを奪えず。
57分には攻撃の要であった瀬沼 優司、松浦 拓弥に代え一美 和成、斉藤 光毅を投入しゴールに迫るもゴールネットを揺らせなかった。
1点を追う横浜FCだったが76分に再びオルンガに追加点を奪われ、さらにアディショナルタイム突入前にも失点し3点差とされてしまう。
アディショナルタイム5分も横浜FCは無得点のまま0-3で試合終了。

これまでFC東京や名古屋、川崎Ｆなど上位チームとの対戦では効果的であった瀬沼のスピーディーなチェックも横浜FCを知り尽くした柏に対しては無力だった。前半から今季加入の一美を起用していれば違った結果になっていたかもしれない。

一カ月ぶりのホームゲームでリーグ戦折り返し後初勝利とはならなかった横浜FC。20試合を終えて勝点20はけして褒められた数字ではないが順位は暫定13位と健闘している。

降格のないシーズンではあるが上を目指して勝利を見せてほしい。

【DAZNハイライト】横浜FCvs柏レイソル/2020明治安田生命J1リーグ第20節