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第37回 皇后杯全日本女子サッカー選手権大会
決勝戦
アルビレックス新潟レディース 0 - 1 INAC神戸レオネッサ
得点者
78分 澤 穂希
2015年12月27日
14:00 KickOff
等々力陸上競技場
20,379人 10.6℃
ついに訪れた澤のラストマッチ。
スタジアムには2万人もの観衆が訪れたという。
開場2時間前(開場は10分はやめられ11:50分に変更された)には招待券引換所の前には長蛇の列。
さらに当日券、入場口の列も人があふれた。
この試合のSS指定席のチケットは席数の少なさから発売後まもなくして完売。
澤進出決定後にはオークションで約11倍にプラチナ化し、2枚6万円で取引された。
決勝は両チームの高いの技術と戦術が駆使され拮抗した展開となった。
試合が動いたのは互いにスコアレスドローで迎えた後半の33分。
INACの右コーナーキックのチャンス。
キッカーの川澄がコーナーに向かう間に澤ら数人が入念に確認を行う。
そしてついに、川澄が放ったコーナーキックに走りこんだ澤がヘディングで合わせて得点。
終盤、1点を追う新潟が低い位置で動きが鈍りだしたINACに対し、積極的にゴールにボールを運ぶ。
しかしINACの守備を崩しきれず、2分のアディショナルタイムもスコアは動かず。
INACの2年ぶりの優勝が決まった。
澤のラストマッチは澤自身のゴールのみで勝利というドラマチックな試合となった。
さらに、チームとしても大会を無失点で終えるという素晴らしい結果といえる。
来年は澤がいないチームとなり変わらざるをえない部分も少なくないが
川澄らなでしこメンバーを中心に3年ぶりのリーグ優勝を果すチームに返り咲いてほしい。