第103回全国高校サッカー選手権大会 準決勝
2025年01月11日 12:05
東福岡(福岡) 1 - 3 前橋育英(群馬)
11分 伊波 樹生(東福岡)
48分 佐藤 耕太(前橋育英)
54分 佐藤 耕太(前橋育英)
58分 白井 誠也(前橋育英)
国立競技場 晴 9.2℃ 31,037人
準決勝に進んだ東福岡は9大会ぶり6度目のベスト4進出、対する前橋育英は7大会ぶり7度目のベスト4進出となった。
強豪と呼ばれる両校だが、同時にベスト4に進出したのは98年大会以来2度目となる。
98年大会は、前橋育英に勝利した帝京に東福岡が勝利。
その結果、東福岡が優勝、前橋育英が3位となった。
プレーイングタイムが10分増え90分となる準決勝、優勝経験のある両校の激突に注目が高まっていた。
試合は序盤から攻勢を見せた東福岡が11分に伊波のゴールで先制。
前橋育英はパスミスが目立ち東福岡の守備を崩せず、前半はシュート0本となった。
東福岡も先制こそしたものの、前橋育英の守備に決定機を作れず追加点を奪えないまま前半を終えた。
先に動いたのは前橋育英。
ハーフタイムにMF7白井、MF13柴野を投入する。
後半に入ると前橋育英が主導権を掴みスピーディーなパスワークで東福岡を翻弄した。
後半、48分から58分の10分間にFW15佐藤と白井のゴールで追いつくどころか、2点差で東福岡を突き離した。
後半のシュート数は東福岡5、前橋育英6と互角のチャンスメイクだったが前橋育英が精度の高さを見せつける展開となった。
試合は1-3で終了。
前橋育英が7大会ぶり4度目の決勝進出を果たした。
決勝の相手は流経大柏。
決勝で対戦するのは前橋育英が優勝した2017大会以来となる。
また、2014大会では準決勝で対戦しており、その時も前橋育英がPK戦の末、流経大柏に勝利し決勝に進んだ。
果たして、今大会でも流経大柏に勝利し2度目の選手権優勝を果たすことができるだろうか。