スミダマンのほのぼの奮戦記

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アトランタの街(バックヘッド編)

2017-06-29 06:38:19 | 旅 ~海外

アトランタの街には夜到着した。宿泊したホテルは

バックヘッドというダウンタウンエリアとはちょっと離れた(北約15㎞)

新しく開発されたエリアにある。バックヘッドとは、鹿の頭という意で

1980年代から中高層のオフィスが建つようになり、

職住近接型のオフィス街へと変貌を遂げている。

アトランタはアメリカ合衆国南部の州、ジョージア州の州都であり、

最大の都市だ。1847年に市制施行し、市域内の人口は

約50万人と少ないが、アトランタ広域都市圏では約600万人を擁し、

世界都市ランキングで、世界第36位の都市と評価されている。

アトランタの治安をガイドさんに聞いたら、安全だと言うので、

習慣になっている早朝散歩に出てみた。この風景はホテルを出た所の一枚。

アトランタの歴史は古くは鉄道交通のハブとして、又綿花産業の

中心地として栄えた。やがて、多数の大企業が本社を置き、

合衆国南部の商業経済の中心地となった。

アトランタは他の南部諸都市とは異なり、オールド・サウスの

建築様式を継承せず、1880年代に提唱された「ニュー・サウス」を

代表する都市として、中層以上の近代的建築物を建てていく道を選んだ。

そしてアトランタの建築物はアメリカ有数の建築設計事務所や

20世紀を代表する建築家によって設計されてきた。

これがアトランタの手押しボタンと表示。ここも横断歩道の時間が

表示してあるが、台北の方がずっと親切な方式だと思った。

アトランタは一時代前までは全米でも有数の犯罪多発都市であった。

全米の危険な都市ランキングで、1994年、1995年は

連続ワースト1であった。この犯罪率の高さは、貧困率と失業率の高さが

大きな要因と考えられた。2003年にアトランタ警察財団が設立され

130万ドルを投じて警察力を強化。この防犯カメラもその1つと思われる。

ついでに街を散歩して目に付いたのが、この消火栓。きれいに

シルバーに塗られ上部の方が映画、TVで見るアメリカの

ファイアーマンの帽子に似ていたのでパチリした。

 

 

バックヘットは、元々高級住宅街のエリアで、アトランタで最も

裕福な地域で、ロスアンジェルス郊外のビバリーヒルズを凌ぐ

超邸宅街がある。最近、ここで映画のロケーションもよく行なわれるとか。

では車窓から撮った幾軒かをご紹介します。

高級住宅街で最も有名な「スワンハウス」。初めの所有者の

奥さんが白鳥好きで、映画にも使われた。表はコロニアル風

裏はバロック風で現在はアトランタ歴史協会が保存しているとか。

このエリアの中に日本大使館公使公邸があった。皆

星条旗を掲げている中で、やけに日章旗と菊の紋章が印象的であった。

それにしても外交官は良い所に住んでいるのですネー。

この大邸宅の敷地面積は約1000坪~1500坪が平均だそうで、

ゴルフの救聖ボビージョーンズなど有名人が住んでいた。

因みにアメリカでは金持を赤い血をもじってブルーブラッド(青い血)と言うそうだ。

この邸宅はコカコーラ社に60年間以上も君臨した

ロバート・ウットラフが所有していた。建物建築に16億円もかけたとか。

とにかく、アメリカの金持はスケールも桁も違う。