昨年鎌倉で気持良い新年を迎えたので、今年も同じ所で
新年を過ごした。(2017-1-23付ブログ参照)
今回は夕方の富士を中心に新春の湘南海岸の風景を
写真集的にアップしたいと思います。稲村ケ崎から見た
富士山と江の島(15:30頃)ここからの富士は関東の富士見百景に入っている。
今年も稲村ヶ崎に大勢のカメラマンが夕陽の富士山を撮ろう
としていた。
稲村ヶ崎の岸壁の下で1人シャッターチャンスを待っている男性。波の波紋が美しい。
湘南海岸はサーフィンのメッカ。海にも大勢のサーファーが
今年の初サーフィンに興じていた。
いよいよ日没が近づいてきた。(16:00頃)七里ヶ浜にあるパシフィックドライブインからの
風景はまさに絶景。相模湾に沈む夕陽は美しく眩しい。
七里ヶ浜の波打ち際の一枚。
日没直前の富士(16:40頃)と日没時の富士。どんどん赤みを増してきて、
所謂「赤富士」に成ってきた。
相模湾、伊豆の山々に日が沈む。(16:47)誰もがジッとその風景に見惚れて
無言に成る。皆詩人に成ってしまう瞬間だ。
パシフィックドライブインで英語が書かれた杉板の壁を背景に
記念写真を撮っていた新婚カップル(?)昨年もここでバイクを撮っていた男性が居たっけ。
ここはひょっとして有名なフォットスポットなのかもしれない。
日が没し、夕方になった(17:10頃)時点での富士と
盛んにシャッターを切っていたカメラマン達。
1月2日の満月は今年見える満月のうちで最も大きなものだ。
近年「スーパームーン」と呼ばれ注目されている。
「スーパームーン」とは満月または新月と楕円軌道における
月の地球への最接近が重なることにより、
地球から見た月の円盤が最大に見えることである。
早朝(6:20頃)、由比ヶ浜から撮った一枚。遠くに見える街の灯は逗子の町。
東の空がやや赤みがかって来た。
早朝からドンドンサーファーがやってくる。一枚目の遠くに
うっすら見えるのは伊豆大島。
由比ヶ浜を歩いて行くと「さくら貝の歌」の歌碑があった。なぜここに建立されているのか
帰って調べてみた。鎌倉由比ヶ浜の近くに住む鈴木義光(八洲秀章)という青年が
胸を病んで18才で亡くなった恋人を偲んで作曲し、彼の友人で当時逗子町役場の
職員だった土屋花情が作詞、昭和14年に発表した。その後この歌はほとんど知られず
昭和25年1月、山田耕作が気に入ってNHK「ラジオ歌謡」で報道したところ
電話が鳴りっぱなしになった。因みに八洲秀章は「あざみの歌」
「マリモの唄」などを作曲している。
翌日のスーパームーン。
由比ヶ浜、逗子の街越しに日が現れる寸前の一枚。
東の空が朝焼けで真っ赤に成って来た。
砂浜も一瞬赤く染まり自分の影がこんなにも長くなったのには驚いた。
海に入るサーファーも多いが犬と散歩する人も多い。海の近くに住む人は
散歩の姿も風情があって羨ましい。
この写真も個人的には詩情を感じる一枚だ。
東西南北にある神社、お寺とその名物の花木を書いたタイルと
地元に縁がある夏目漱石、与謝野晶子、高浜虚子の歌がかかれたタイル。
この様なものが他にも遊歩道にいくつもあった。
この時間(7:20頃)には由比ヶ浜にも大勢のサーファーが現れていた。