スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~その277-Ⅲ~

2019-08-21 06:06:33 | 食~居酒屋

旬の味 みなと

さいたま市浦和区東仲町10-2 東仲町1Kビル

TEL 048-885-0777

定休日 日曜日

https://minato8850777.com/

一日も早く行かなくてはと思いつつ、新装になった「みなと」さんに

お伺いできたのは思わぬ形からであった。

今年2月に移転、新装オープンになった「みなと」さんが

入居したビルは当社が施工したビル。

その半地下に入店が決まって、開店を楽しみにしていた。

以前の店は裏門通りにあり、2回程ブログにアップした。

(2016-4-11付、2017-2-16付)。

旧店の門構えよりRC打放しを利用してずっとモダンなイメージの玄関となった。

店内のイメージも随分変わった。

前の店はオープンな造りだったが、新店は個室のスペースを3倍位に広げ、

落ち着いた大人の料亭っぽい雰囲気に成っていた。

カウンター席は8席、前店はL型だったが、

新店はストレートでよりシンプルになった。

間仕切りできるスペースが増えた為、今後は色々な会合で使えそうだ。

厨房も前店は奥まった所でオープンなスペースであったが、

新店はよりお客に近づいた所で顔だけが見える隠れスペースに変わった。

ふと見るとそこで働いている若手料理人が1人増えている。

今迄の若手が中堅になり、若手を仕込んでいる姿は美しく、

2人の未来の巨匠に乾杯だ。

個室のテーブルには真新しい鈴が新たに置かれていた。

確かにこれは良いかも。

基本的にメニューは前店と変わってはいない。

おまかせコース、要予約。

みなと10,000円より、雪5,500円迄の4コース。

他に冬季のみ、ふぐコース8,000円、すき焼きコース8,500円。

一品料理も同じだ。字も達筆で同じ。

これは店主の字か?

お造り、酢のもの、魚と貝料理、野菜もの、肉料理、酒の肴、食事もの。

どれをみても注文したくなるメニューが続いていて

見ているだけで楽しくなる。

この昼膳メニューを見てランチタイムをやっていることを知った。

お客との髙級ランチは当店はピッタリだ。

まずは最初のお通し。

ずいきと小はまぐりの和えもの。

お通しとしては随分、凝ったメニューだ。

器も渋くて形もおもしろい。

きゅうりと長芋のしょうゆ豆 750円。

しょうゆ豆とはあまり聞きなれない。

3つの組み合わせが絶妙で素晴らしい逸品になっている。

これは器といい、盛り付けといい、とても美しい料理だ。

真鯛と九条葱のおろしポン酢 1,200円。

鱧と茗荷の玉子とじ 1,600円。

夏といえば鱧。

そこに涼しげな味の茗荷が加わり、旨みを玉子とじで封じた逸品。

みつせ鶏と蓮根の桑焼 1,000円。

新店に成っても「みなと」さんは私達の味の期待を裏切らない。

車海老とさつま芋のかき揚げ 1,300円。

一切れ食べてしまった後に撮ったので実際の量はもうちょっと多い。

これまたカラッと揚がっていて最髙です。

最後の〆は鯛茶漬けにしようと決めていたが、もう満腹状態。

方針変更で、茶そば 700円を注文した。

 

 

 

それにしてもこのビルを施工したこともあって店主と女将、

又、未来の巨匠とも話す機会が多く持てて、

色々なことを知ることができ、楽しい時を過ごすことができました。

特に女将のイメージが変わり、とても良かったです。