スミダマンのほのぼの奮戦記

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名勝 円山公園 (真夏の京都 前編)

2019-08-31 06:10:22 | 旅 ~京都

今回早朝散歩で最髙のルートを見つけた。

青蓮院門跡から知恩院そしてここ円山公園のルートだ。

ホテルから意外に近く、とても整備されていて広々として気持ちいい。

ここ円山公園は東山区にあり、園域は八坂神社、

知恩院に隣接した京都観光名所の1つだ。

国の名勝にも指定されている。

ここで円山公園の歴史について調べてみました。

明治維新までは八坂神社や安養寺、長楽寺、双林寺の境内の一部であった。

明治初年の廃仏毀釈の一環として1871年(明治4年)に

上知令によって土地が政府に没収され1887年(明治19年)に

総面積約9万㎡の公園が設けられた。

1888年(明治20年)には京都へ移管され京都市初の都市公園となった。

1912年(大正元年)に小川治兵衛により池泉回遊式の

日本庭園が作庭され、現在の形となった。

これが日本古来の回遊式庭園。

自然の丘陵を利用した渓谷を造り、四季の草花を植樹、池や噴水を建設した。

春には桜の名所として多くの人で賑わう。

さくらの名所の中でも特に有名なのが

この一重白彼岸枝垂桜。(現在は2代目)

花見のシーズンにはライトアップが行われ、

深夜でも花見客の姿が見られるという。

別名、通称「祇園の夜桜」とも言われている。

この坂本龍馬と中岡慎太郎の像は昭和11年に旧自由党員の今幡西衛らの

尽力によって建てられたが、第2次世界大戦の時に撤廃された。

その後、京都髙知県人会有志によって昭和37年に再建された。

中岡慎太郎の背の低さを目立たなくする目的で

このようなポーズになったらしい。

丁度この時期はサルスベリの紅白の色が咲いていて

きれいで目立っていたのでパチリ。

公園の西側、八坂神社の近くの方に

RC造の立派な祇園祭山鉾を納めた館があった。

この山鉾館には十基の山鉾が保管されている。

このラジオ塔は昭和7年、NHK京都放送局開局の際、

ラジオの普及のためにつくられた。

当時は毎朝、塔の前でラジオ体操を楽しむ姿が見られたという。

円山公園に隣接したこの鳥居は八坂神社のもの。

東は東山で南に髙台寺、北に知恩寺等があり、

豊かな樹々の茂る境内に公園は囲まれている。

早朝6:00頃には年配者の人が集まり、

井戸端会議の後、ラジオ体操をしていた。

犬と散歩している人の姿もあったが、

なぜか野良猫が多くいたのがとても印象的であった。