スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

浦和エリア旨い店シリーズ ~その483~

2020-06-01 06:54:32 | 食~そば・うどん

手打ち蕎麦 文平

さいたま市緑区芝原3-33-8

TEL 048-873-9086

定休日 月曜日、火曜日

駐車場 1台

営業時間 11:30~14:30

http://bunpei-soba.jugem.jp/

すっかり区画整理が終わり地元の人は浦和のビバリーヒルズと秘かに呼んでいる

緑が多い住宅地に当店はある。

広々とした通りはほとんど車の交通量がない閑散でホッとできる場所だ。

そんな隠れ家的なお蕎麦屋さんなのでこののぼりが1本出ているのでかろうじて分かるが、

注意深く見ていないと通り過ぎてしまいそうだ。

当店はご覧のように住宅の1階を改装した店で、蕎麦屋を始めたのは12年程前で、

当時は別の仕事をしながら土日だけ営業をしていたが

定年を機に平日も営業を始めたとか。

路上の所と入口玄関の所に各コメントが書かれてあった。

今は南蛮の季節だそうだ。

ニューメニューは特製肉厚カツ丼。

肉厚というのが気に成る。

本日のそば粉は・・・。

蕎麦屋の天ぷらはなぜうまいか?

答えは衣をわざと厚くしてそばつゆが染みこみやすく仕上げるのが蕎麦屋の天ぷらの大きな特徴だとか。

そしてそばの抗菌力でコロナに打ち勝ちましょうと書かれてあった。

当店のそば粉は時自家製粉の10割そば(つなぎ無し)、

栃木県益子産の常陸秋蕎麦粉と北海道幌加内産のキタワセ粉を使用。

本日は前者を使っているとか。

因みにせいろ(十割そば)が700円。

ご覧のように6人用2卓、4人用2卓、4つの島で全20席の座敷席ととてもアットホーム。

床と腰壁は杉板造りで木のぬくもりが感じられ、いかにも隠れ家的お蕎麦屋さんだ。

この時は私1人でご夫婦でやられている中、この写真は非常に撮りにくかった。

これが10割のせいろ700円(税込)だ。

ここのそばのコンセプトは「口福感」を味わう蕎麦だそうだ。

もう1つの逸品、季節の野菜天ぷら盛り合わせ500円。

さつま、南瓜、茄子、筍、蓮根、ブロッコリー、ピーマン、

おくら、いんげん、ししとう、ミニトマトの盛り合せ。

この野菜はほどんど自家栽培しているらしく、この日の私はそばより天ぷらの方がグッド。

特にミニトマトはインパクトがあって旨かったナー。

そばを食べた後のそば湯はなぜか暫しの一服タイムになって幸せになる瞬間だ。

玄関の飾り棚にチラッと見える額はひょっとして

大分県臼杵市の毛利達夫の「名前の詩」ではないでしょうか?

絵も書体そっくりだ。

手打ちのそば屋さんにはほぼ必ずそば打ちの部屋がある。

当店のはなかなか粋な見えそうで見えない所にゆったりしたスペースであった。

これはそば打ちに集中できる素晴らしい空間だ。

なぜかそば打ち部屋の外に大量の唐辛子が干してあった。

これがディスプレイに見えてしまうから不思議だ。