昨日のブログでも紹介した草間彌生の代表作の1つ「赤かぼちゃ」。
草間は1929年生まれだからもうすぐ100歳を迎えようとしている前衛の女王。
この作品はフェリーが港に近づくと真っ先に目に入る水玉の真っ赤な姿。
草間自身「太陽の赤い光を宇宙の果てまで探してきて、
それは直島の海の中で赤かぼちゃに変身してしまった」と語る。
2015年、藤本壮介氏の作品「直島パヴィリオン」。
浮島現象をかたどった浮遊感のあるパヴィリオン。
27の島々で構成される直島町の「28番目の島」というコンセプトで
三角形のステンレス製メッシュ約250枚で構成されている。
内側に入ることができ夜はライトアップされる。
ジョゼ・デ・ギマランノスの作品で「BUNRAKU PUPPET」。
夜になると作品の隙間にある線がカラフルに光るそうです。
見てみたかった~。
港のところと街中で見かけた魚具の浮き球で作った作品。
市民の参加によるものと以前聞いたことがある。
路地裏アートでくすっと笑える作品だ。
宮之浦港のエリアで見かけた黄色と赤色のレンタカー。
草間彌生風デザインで直島アートは生活の一部までアート化しているという徹底さにびっくり。
今度はレンタルサイクル屋さんのディスプレー。
自転車も先ほどの黄・赤レンタカーと同じく黄・赤の車体に黒い玉模様。
すごいですネー。
いよいよベネッセハウスパークに到着。
前面が海岸の広々とパークの中にアートが点在していて楽しい。
このガラスのサークルもアート作品か?
瞬間、金沢21世紀美術館の作品を思い出してしまった。
その点在しているアートはニキ・ド・サンファールのカラフルな彫刻作品群。
これは1989年の作品「腰掛」。
こちらもニキ・ド・サンファールの作品でモチーフは○○と猫とらくだと象で1991年の作品。
これはカレル・アペルの「かえると猫」19990年の作品。
海に突き出した古い桟橋に設置されたもう1つの草間彌生の代表的作品「黄色い南瓜」。
この作品は2021年8月の台風9号の影響で破損した。
この度復元制作を経て2022年10月4日、旧作と同じ場所で展示することになった。
この作品は海の青や樹々の緑の中で、
一際目を引くとともに直島にしかない風景を見せてくれる。
なんと偶然なことか?
あるいはこの女性にとっては意図したカラーコーディネートなのか?
黄色南瓜とこの女性が一体となったアートになっている。
。
黄色南瓜と夕陽の海のシャッターチャンスを狙っている女性達とデッサンをしている女性。
ポエムですねー。絵になっていますねー。
2022年の瀬戸内国際美術祭からアートの島・直島に新たに誕生した
現代美術家・杉本博司のギャラリー、硝子の茶室「聞鳥庵」。
2020年~2021年にかけて京都の「京都市京セラ美術館」の庭園に
展示された硝子の茶室が新たにこの地に移築された。
京セラ美術館で見ただけになぜここにあるのか不思議だったが、謎が解けた。
行ってみると岡山から直島までは本当に近いですよね。
このアートの島は行く価値がありますよね!是非
トライしてみて下さい。
いつか行ってみたいところです✨
岡山や広島には住んだことがあるのに、
どうして一度も行かなかったのだろうと思います。lily