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今回の祇園祭の旅の2軒目のホテルは京都東山の
ラグジュアリーホテル「ハイアットリージェンシー京都」を選んだ。
今までのブログ、あるいはこれからのブログを見ればわかると思いますが、
このホテルの周辺は沢山の名所旧跡に囲まれている。
早朝散歩にはもってこいの好立地が選んだ一番の理由です。
いつかこの日のためにと智積院を除けば残していたくらいです。
京都にはこんなロケーションのホテルがまだまだあるのでしょう。
当ホテルは1971年に京都パークホテルとして開業した。
開業時は2階建ての小規模なホテルだったが、1980年に現在の建物に建て替えられた。
しかし、経営不振により2004年12月にモルガン・スタンレーに売却された。
2005年1月から7ヶ月かけて内部が全面的に改装され、
2006年3月15日にハイアットリージェンシー京都としてリニューアルオープンした。
1階のフロント・ロビー・レストランの光景。
かなりゆったりとしたスペースに重厚なソファーが置かれている。
最近オープンしたホテルとはやはりちょっと違う大人の雰囲気がする空間が広がっている。
このフロアーですぐ目に訴えてきたのが細く幾何学的模様に組まれた
様々な紋様の白い化粧材が天井、壁、一部柱に張られている意匠だ。
受けた印象は優しいものだが、とてもインパクトがある内装デザインだ。
その化粧天井・壁のところに一気に空間を引き締める
迫力のある螺旋階段が広々したロビーの中で目を奪う。
なんとも素晴らしい空間デザインだ。
こちらの部屋はコンシェルジュルームだそうだ。
木に囲まれた温かみのある部屋でゆったりとお客と打合せができる部屋となっている。
広々したロビー、エレベーターホールのエリアに置かれた黒い金属製のオブジェ。
何か機械の部品の一部のようなもので、ちょっと異質さを感じてしまった。
こちらはエレベーターの前にデーンと置かれた石壺、花瓶のオバケのようなもの。
これも何か浮いてしまっているように見え、不要なものと思えた。
ホテルの周りは緑がいっぱい。
隣接する三十三間堂を含むこのホテルの一帯は、
平安時代の末期、当時の朝廷の最高権力者だった
後白河法皇の院御所である「法住寺殿」があったところだ。
ここが1階ロビーの多くを仕切った朝食会場のレストラン。
とても開放的で気持ちが良い。
こちらが当ホテルのブレックファーストメニュー。
コンチネンタル3,700円、cafe33ブレックファースト4,500円、和朝食4,500円とちょっと高めだが、
スミダマンは朝食付き1泊のセットなのでいくらかはわからない。
スミダマンはこの方々と同じビュッフェスタイル。
とてもモダンでお洒落な並べ方で朝の食欲をそそった。
サラダ・果物など各ビュッフェ料理。
このレストランでは外国人のウエイターが数名働いていた。
この方はアメリカ・サウスカロライナ出身で、とても愛嬌があってピースマークをしてくれた。
これがスミダマンの朝食。
こちらは相方の和朝食。
標準の客室は旧京都パークホテルの客室3室を2室に改造して30㎡の広さに拡大している。
客室数はスイートルーム4室を含む全189室、
和のしつらえにこだわった機能性の高い快適なゲストルーム。
室内には行燈を配し、低めのベッドに着物柄のヘッドボード、
特徴的なバスルームには天然の御影石を使い、ゆったりとしたバスタブを用意している。
ハイアットリージェンシー京都は古の歴史と伝統を今に伝える
緑豊かな東山七条の一角に位置していて「コンテンポラリージャパニーズ」をコンセプトに
和の伝統美を国際感覚豊かな現代のテイストでよみがえらせ、
温もりに満ちた空間と京都ならではのおもてなしを提供している。