スミダマンのほのぼの奮戦記

~グルメ・旅・仕事・自然・地域~あらゆる出来事をフラッシュバック。

たくみの里

2021-09-08 06:17:25 | 旅 ~国内

https://takuminosato.jp/

のどかな街並みを進むと素朴な昔の里山へタイムスリップした気分。

伝統の技法を体験したり、郷土料理を味わったり、

里山の四季の暮らしを感じながら楽しい思い出を、手作りを・・・。

ここは三国街道須川宿があった所。

三国街道は中山道の高崎宿から渋川宿、湯沢宿、長岡宿、与板宿を経て寺泊溙へ至る街道だ。

古くから越後国(新潟県)と上野国(群馬県)を結ぶ主要街道の1つだ。

当街道は北国街道、越後街道とともに佐渡三道の1つと数えられ

江戸幕府からも重要視されていた。

たくみの里の散策マップ。

たくみの里は里山のテーマパーク。

エリアによってさまざまな魅力がある。

四季折々に移りゆく里山を巡ることで昔懐かしい農村風景に出会える。

関越自動車道、月夜野IC下車約15分(12km)群馬県利根郡みなかみ町にある

群馬県道53号中之条湯河原線の道の駅「たくみの里」がこの建物だ。

ここは総合案内、こんにゃく作り体験、そば打ち体験、お食事処、

新治村農村公園公社手作り製品を販売している豊楽館。

たくみ市場の前にある広場に巨大なわらアート「アマエビ」がデーンとあった。

コロナ禍で一躍注目を集めた「豊作と疫病を予言した」といわれる妖怪がアマエビだ。

現在に伝わるイメージは弘化3年(1846年)に刊行された瓦版に掲載されたものだ。

道の駅の隣りにはたくみ市場があり、地元で栽培した農産物、果物、手作りジュース、

各工房で製作した作品など多彩な品物がスーパーマーケットのような形態で売られている。

見るだけでも楽しいコーナーもある。

道の駅たくみの里の隣りにある「たくみカフェ」。

たくみの里の農産物や乳製品などを使用した石窯ピザが自慢だ。

食の体験型カフェとしてリニューアル予定だとか。

道の駅たくみの里ではレンタルサイクルを用意している。

広いたくみの里を坂道もラクラク電動アシスト自転車もある。

農産物直売所の農産物が主役の「里山食堂」。

手打ちそば野菜たっぷりの里山天丼、一品盛りの食べ放題などが自慢とか。

台湾かき氷を売っている「氷の家」。

台湾かき氷って何?

この宿場通りには飲食店が多く並んでいる。

ここ「やまいち家」のおすすめは4つのそばの味が楽しめる野ぼとけそばや

秘伝の味噌ダレがかかった味噌かつ御膳などがおいしいとか。

この地点が宿場通りと庄屋通りの分かれ道。

通り表示の下には宿場街、庄屋街にある沢山のお店の案内が出ている。

こんなのんびりした里山にもコロナの影が差していた。

隣り、みなかみ町のワクチン接種会場の立て看板が現実の世界へ引き戻す。

廃校になった小学校を活用した「にいはるこども園」。

少子化の流れの中で全国的にも

学校の廃校の後利用は地域にとって重要なテーマになるだろう。

広大なたくみの里は4つのエリアに分かれている。

A、地域の生活文化体験ゾーン

B、五感を感じる農業体験ゾーン

C、養蚕農家の古民家体験ゾーン

D、四季の里山体験ゾーン

お好みのゾーンを決めて楽しむのもたくみの里を堪能する良い方法だ。

ここは「くるみの家」。

かつて象牙で仏像を彫っていた経歴を持つたくみが細工したくるみに

絵具で色を付ける体験ができる。

完成作品には名前などを追加で彫刻するサービスもある。

ここは旧三国街道の宿場町須川宿。

その宿場時代の建物を利用した「須川宿資料館」があった。

平成8年3月、ここ三国街道須川宿の500メートル区間が、

群馬県内唯一の「歴史国道」としてその当時の建設省から選定された。

この歴史国道整備事業は歴史的に重要な幹線道路として利用された道路のうち、

国として特に歴史的・文化的価値を有する道路を歴史国道に選定し、

歴史文化を軸とした地域づくり、歴史文化にふれ合うことのできる魅力ある空間づくり、

道と地域の歴史文化の継承などを目的として地域活性化を図る事業である。

なお、この歴史国道は全国で24ヶ所が選定されている。

ここ「和紙の家」では伝統の手すき和紙に自由な発想で造形を加えた作品が作れる。

ここが須川宿の本陣跡。

ここにどんな大名が泊まったのだろう?

和菓子cafe「野ぼとけ」とたくみの里・野仏めぐりの案内図。

里内には9つの野仏が点在している。

たくみの里は南北に東側の宿場通り、西側に寺通り、

そして東西に庄屋通りで形成されている。

須川宿は明治43年に二宮尊徳先生の遺教奨励し、須川報徳社を設立した。

その集会(常会)を招集する時や、道路清掃、雪かきなど

共同作業の開始を告げる時この板木を叩いたという。

ここ「七宝焼の家」では誰でも簡単に七宝焼アクセサリーづくりができる。(庄屋通り)

十割手打ちそばの「八兵衛」さんは明日、旨い店シリーズでご紹介します。

花や木の実のドライフラワーを使ったリーフや

壁掛け作りなどを体験できる「ドライフラワーの家」。

旧新治村立須川小学校の跡地を利用した「蚕・繭・絹の家工房」。

ここではカラー繭を使ってかわいい動物や花を作る繭細工体験、

明治時代に使われていた座繰り機を使って繭から糸を挽いて巻いた糸車に

飾り付けや絵付けをする座繰り体験ができる。

この工房を過ぎるとそば畑や果樹園などの自然が広がっている。

そこにはひまわり畑もあって夏の風物詩ひまわりの花をパチリ。

庄屋通りと寺町通りの交差点にある「ふれあいの家」。

無化学肥料で育てられた新鮮な農産物の直売所です。

そばなどのお料理の提供やフルーツの収穫ほか、

各種食育体験もやっており、特に十割そば打ち体験が人気だ。

 

 

ここまで里山に点在するたくみの家を6軒紹介してきたが他にもまだまだあり、

自然の中で楽しい時が過ごせる所だ。

それでは他のたくみの家を紹介しましょう。

「マッチ絵の家」「鈴の家」「ガラスの家」「人形と石画の家」

「森のおもちゃの家」「ますや(鉄・土舎)」「草木屋染の家」「キャンドルの家」

「癒しの家」「竹細工の家」「わら細工の家」「木工の家」

「手作り工房千の樹」「いちごの家」「急須の家」「革細工の家KURO」

「農産物加工の家」「おしばなの家」「おめんの家」

帰り道にみつけたリンゴ畑。

日本のふるさと里山の風景を満喫した豊かな時間でした。

 

 

 


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