スイス旅行3日目 2017.6.19
フィリズール🚞クール №15
アルブラ線とそれに続くベルニナ線が世界遺産に認定されたのは、
「アルプスの雄大な大自然を壊すことなく切り開いた当時の最先端の鉄道技術。
そして、その鉄道と見事に共存した美しい景観が現在でも残されている」という理由です。アルブラ線に入ると、絶景区間が続きます。
車内では最後のアフタヌーンティーの準備が行われ、お茶菓子とコーヒーまたは紅茶のサービス。
やがて列車は氷河特急で一番の見どころ、スイスの観光ポスターにもよく使われるランドバッサー橋に差しかかります。
ここではコンシェルジュも手を止めて、見どころを直接乗客に案内してくれます。
プレダのループ線も通り過ぎ、アルブラトンネルを抜けるとアルプスの南側、陽光まぶしいオーバーエンガディン地方へ入っていきます。
ここまで来ると終点のサンモリッツはすぐそこ。乗車記念のおみやげをコンシェルジュから受け取り、最後の挨拶と言葉を交わします。
ベルニナ線への乗換駅、サメダンを出発し小さなトンネルを抜けると列車はスイス屈指の高級リゾート、終点のサンモリッツ駅に到着します。
スイスの動脈にして世界遺産、レーティシュ鉄道アルブラ線・ベルニナ線
クール駅
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