知りたくないの・翻訳・切なくも甘い コニーフランシス・Photo Movie I Really Don't Want to Know
哲学カフェ 第58回 2018年3月27日 担当者 景山 亜弓
人工知能(AI)とこれからの職業の在り方
インターネットで10~20年後に“日本の労働人口の49%が現在就いている職業はAIやロボットで代替することが出来る”(野村総合研究所より)という記事を見たことがありました。
このような大きな数字がデータとして出ているのを見て、危機感を覚えました。確かAIによって仕事が代替されることで、労働時間の削減や、人件費の削減などの大きなメリットに繋がることもあります。
また、この記事とは反対に“人間の職を奪うどころか、衛星画像をはじめ、さまざまなデータ解析によって新しい仕事を生み出している”(Newsweekより)という記事も見つけました。
これから人生100年時代を生きていく私たちには、この“人工知能との関わり方”というものはとても大きな関心を持つものであると思います。AIは現在私たちが就いている職業奪うものなのでしょうか?
それとも私たちに新しい職業を与えるものなのでしょうか?そして、私たち人間はどのようにAIと付き合っていくべきなのでしょうか?
AIが代替する可能性のある職業
小売店販売員, 会計士, 一般事務員, セールスマン, 一般秘書,飲食カウンター, 銀行の窓口係, 大型トラック車・タクシー運転手、医療事務員、保険契約の審査員,パラリーガル, 飛び込み営業員,不動産仲介業者,
コールセンター案内係, 中央官庁職員など上級公務員, 調理人(料理人の下で働く人)ビル管理人 等
AIが代替する可能性の低い職業
医師(内科、外科、小児科など全般),小学校の教員,心理カウンセラー、保育士,弁護士,漫画家、経営者,
セールスエンジニア,人事マネージャー,編集者,ファッションデザイナー,観光のバスガイド,振付師,学芸員,ソーシャルワーカー,看護師,栄養士 等
問1.上の資料を見ると、AIが代替する可能性のある職業が多くあることが分かりますが、これらのAIが代替する可能性のある職業の今後はどうあるべきだと考えますか?
問2. AIの発展は私たちを幸せに導いてくれるものでしょうか?それとも不幸にするものなのでしょうか?
また、私たちがより良く100年時代を生きていくために、どのようにAIと付き合っていくことが望ましいのでしょうか?
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