snclimbエス・クライムのブログはじめました!

初めまして、趣味の登山と釣りと囲碁と映画鑑賞と図書館巡りをアップしていきます。
月1回climb シネマ 開催

日本人とは何者なのか ”最初の日本人”の正体 前編「16」

2024-12-23 11:19:57 | 科学

日本人とは何者なのか 

”最初の日本人”の正体 前編

 

今、日本人のルーツに関する常識が覆ろうとしている。

カギを握るのは、「古代DNA解析」。

数万年前の骨から大量の情報を読み出す驚きの技術だ。浮かび上がってきたのは“最初の日本人”の意外な姿。

アフリカから最初に東アジアにやってきた人類との密接なつながり。

世界にも類を見ない文化の誕生。

そして、今の日本人のDNAを決定づける “謎の集団”との混血の証拠。最先端の科学技術によって、私たち日本人の祖先観が覆る。

「縄文人」は今からおよそ1万6000年前から3000年前の「縄文時代」に日本列島に住んでいた人々で、いわば“最初の日本人”です。

日本人の起源は、約1万5千年前から約3千年前にかけて、北海道から沖縄まで広く居住していた縄文人と、

その後に大陸から渡来した弥生人が混血したことがDNA解析などから裏付けられてきた。

Dinner/Nocturne - Yo Yo Ma plays Ennio Morricone

アジア人の括りでは遺伝情報の系統がほぼ一直線に並ぶ。
日本人は左上に外れている。その更に左上に縄文人がいる。

縄文人はかなり独立した系統。

日本人は縄文人から受け継いだDNAを抱えながら生きて来た。

縄文人の特性:筋肉の付き方が違う。足腰が非常に強かった。
縄文人はどういう人か?どこから来たか?
その手掛かりはパッタルン(タイ)で見つかった。

タイのカオパット保護区で暮らす少数民族「マニ族」
「森の民」と呼ばれる。何千年も前から女はイモを探し、男は狩り。文化も言葉もタイの人たちとは違う。
だがマニ族の祖先と日本人の祖先との繋がりが判明。
マニ族はホアビニアン文化(狩猟採集民)の継承者。
ホモ・サピエンスは皆アフリカ出身。その中でインドから東南アジアに入ったグループがいた。それがホアビニアン。

東南アジアの古人骨グループの中に縄文人が入っていた。

 

 

 

アフリカを出た人類は西の欧州と東の二通りに分かれ、更に北と南に分かれた(南がホアビニアン)
その後農耕民が流入して古いDNAはほぼ消失。
だがその前に東南アジアを去った集団がいた。

海沿いに北上し、最も早く日本列島に辿り着いた(縄文人の祖先)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

日本列島に着き、1.6万年前から縄文文化を築いた祖先たち。
縄文人の初期集団は、解析の結果千人程で成立したと分かった。そのDNAを日本人は一万年も受け継いでいる。何故か?
2016年、その理由を物語る大発見があった。
徳之島(鹿児島)のウンブキ(水中洞穴)
30mほど潜り、先に80mほどの第一ホールが広がる(全長700m)神秘性で言えば一番傑出した遺跡。
深部に無数の土器があった(縄文遺跡)流されたものではない。
元々陸上洞窟だったものが沈んだ。約2万年前は津軽海峡、対馬海峡とも楽に行き来が出来ていた。

 

 

 

 

 

 

 

氷期が終わり海面上昇と共に大陸と切り離され、交流が減った。
孤立した形で独自の変化を遂げた。
その頃世界では農耕が始まり文明が栄えた。

 

 

日本で縄文人は孤立し、独自のDNAと文化を育んだ。
三内丸山遺跡に代表される数百人の集落。

狩猟採集民族で定住するケースは世界的にも稀。火炎土器に込められた思想。

 

 

 

 

 

索引 科学 2017~2024  4

日本人とは何者なのか ”最初の日本人”の正体 後編「16」

 

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 日本人とは何者なのか ”最初... | トップ | ブラタモリ 奈良 飛鳥 「54」 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

科学」カテゴリの最新記事