シーズンインやシーズン終了に向けての小雪時などで使用するスキーについて
の第2報です。
ということで買うのではなく、持っているATMIC板を復活使用するのに
当たって気になるのがビンディングの調子です。
ビンディングのお仕事は、もちろんブーツとスキーをつなげておく
事ですが、もうひとつの大事なお仕事が
「いざとなったら外れる」ことですね。
それが変になっていないかを確認するためには、ビンディングを
板から切り離して様子を見たということになります。
ふだんは解放強度の調整くらいしか面倒を見ていませんが、
復活使用するのであれば切り離して錆の状態とかを確認したい。
ふだんは解放強度の調整くらいしか面倒を見ていませんが、
復活使用するのであれば切り離して錆の状態とかを確認したい。
ということでATMIC板を引っ張り出してきて、最悪ビンディングを
壊しても仕方ない・・・という覚悟でプレートとの接合が
どうなっているのかを見てみました。
もともとビンディングというのはそんなに数多くのネジとかは
使われていないので、外せそうなネジを外してみたら
わりとあっさりとトゥピースが外れた。
ビンディングを固定している板を浮かすとかは必要でしたが、
ほどなくしてヒールピースも外れました。
なんだ、簡単じゃない・・・っていう気分。
この段階で、ばね部分とかいろいろが見えてきたってわけではない
ものの、それでもサビサビで真茶々ということでもなくて、
多少油汚れがあるような状態。
これなら何となく行けそうな気がしてきました。
もうちょっと分解を重ねてグリスアップできれば良いなと
思っています。
思えば、後にも先にも骨折経験があるのはこの板だけ。
通常ターン中に転ばされると言えば、スキーを履いた足が
ターン外側に逃げて身体が内側に倒れるものですよね。
ところがこの板は雪面の捉えが凄いからか、自分が思っていたより
先にスキーが体の下に戻って来て、耐えられずに
ターン外側に吹っ飛ばされた。
そういう板でした。
その時にコブに肩が当たって反対側の肋骨がやられたというね。
当時は「そんなことがあるの?」って痛いながらも
呆然としましたね。
いまになってその板を復活させようっていうのですから
物好きそのものですが、使えそうなので
それはそれでうれしいです