初夏を思わせるような天気、お寺巡りをしていると出会う人の数は知れているし屋外の緑の多い場所、しかも喧騒のないとくれば自然にコロナのことを忘れてしまう。お参りした印、納経帳への記帳をするため納経所に行くと【コロナの注意書き、アルコール消毒などなど】ここで現実に引き戻される。お寺によっては鐘を突くと他人との間接接触を避けるため禁止、手水は全部の寺で禁止、落とし数珠も禁止。これでは余りにも寂しいのではないか、と考えられたのかどうかは分からないが、代わりに趣向のある飾り手水でもてなして頂ける寺もある。お寺にはお寺さんのコンセプトがあり庭、門かけ松、四季の花、はたまた為すがままの自然体のお寺と様々な姿がある。
ビニール袋に水を入れ活けられている花が吊り下げられている
お化けが参道からお出迎え、以上 出釈迦寺
道隆寺のオブジェと花
最終目的地は高野山であるがコロナの状況を考慮すると今、行くべきではないと判断し、お礼参りを含めて11か所を回り今回の遍路を終えることにした。残り3日、頑張ろう。