今冬の長期予報ではラニーニャ現象による冷夏で大雪か?とされており、
いつもの年より強く『雪の降らない内に材料の確保』への思いを持って、
それに努めていた。いざ、本番を迎えてみると大雪とは程遠い天候続き
に安どするやら『なーんだ』の複雑な気持ち。今日もいつもとあまり変わ
らない寒さの中、炭作業は暖かく燃える薪ストーブを囲む茶飲みブリー
フィングから始まった。
話が弾むと腰を折るようにして仕事を始めないと炭作業で集まったのか
茶飲み話の為に集まったのか分からなくなってしまう。
『それでは』の一言で作業開始。まずは1/19に仕上がった1晩越すの
が少なかった窯から炭出しのため焚口を壊し中の様子をチェック。見た
目はいつもの様子と変わりない。取り出してみて、樫炭に大きな変わりは
なかったが奥の方の枝炭は残りが少なく、全体的にやせ細ったものが残
っていた。
樫炭が271kgと普段と変わらず全体でも320kgだったから1晩少ないこと
による産出量への影響は極小、残るは品質。チェックの為、近日中に炬
燵で使用してみる。炭出しを終えるとともに次の窯の準備に入り午後から
直ぐに立てられるようにしておく。
午後からは窯立ての班と山行きの班に分かれて作業。
17時に火入れを行い3回目に炭焼きを開始。次回の作業は天気予報を
参考に2/3、山行きの予定。
9時ころ
炭出し前の状態
障壁づくり
火入れ