今回は最終工程の温度推移にいつもとは異なる現象が見られた。大方のところ350℃
が最終着地になっている。今回は15時で356℃なのに煙突内部は未だ白くなっていな
いし薄青い煙が出ていた。状況からすれば未だ籠めるタイミングではないが温度は十
分、この先どのように変化するのか予測が難しいので先輩方の判断を仰ぐ。
その後も温度が上がり16時50分で374℃になりここで消火作業となった。
今回は最終工程の温度推移にいつもとは異なる現象が見られた。大方のところ350℃
が最終着地になっている。今回は15時で356℃なのに煙突内部は未だ白くなっていな
いし薄青い煙が出ていた。状況からすれば未だ籠めるタイミングではないが温度は十
分、この先どのように変化するのか予測が難しいので先輩方の判断を仰ぐ。
その後も温度が上がり16時50分で374℃になりここで消火作業となった。
目が覚めたら明るいから大きな太陽が出ていると思いきや屋根の上は真っ白な雪を
かぶっていた。炭小屋も薄っすらと白い景色の中にあり少し色の落ちた弱弱しくなっ
た煙を吐き出している。小屋の中の煙突からは見た目の煙は見えない。9時に273℃、
12時333℃、15時356℃と終盤を迎えていた。(以後の様子は明日)
9時の小屋内の煙突からは煙は見えない
15時頃の煙、青味がかかってきた
荒れた天気ではないが時計は少しだけ冬の方向に動いている。自宅から炭小屋に
行く峠の熊笹は少しだけ雪をかぶり薄化粧をしていた。冷え冷えとした中、煙は元気
よく噴出されており窯の温度も順調に推移していた。9時で175℃、午後一は188℃と
なり明日には籠めるタイミングを見計らうことになりそう。
朝からちらほらと雪が降り始めた。星上山は少し白くなりかけていたが平地の方は吹
き溜まりのような所で薄っすらと白いものが見える。炭窯に到着し車を降りると『つーん
と酸味』のある匂いがする。窯の中の枝木や炭木に火が点くと木酢液の排出と共にこ
の臭いがする。昨日80℃近くまで上昇していた温度は通風口、煙突出口で調整され
14時で88℃に抑えられているが、これから明日にかけて大きく上昇していく。
小屋の中は煙が充満していた