今季の活動は極めて低空飛行、まるで何処かの国の内閣支持率に似てい
る。内閣とやらの回復は難しいかもしれないが桑炭会は何とか立て直し細々
でも活動が継続できるようになることを願っている。
年内に一窯くらいは立てたいとの願望も叶わず煙の出ない煙突をながめつ
つ年の瀬を越え、新たな年を迎えるのは辛いものだが、耐えて花を咲かせ
ようを合言葉に頑張っていきたい。
当地、大騒ぎの割に被害の少なかった寒波が通り過ぎ降りもののない中、
門松を立た。毎年、門松を作る職人がダウンしたため別の会員が立ち上が
り本日の門松立てが実現した。材料はすべて会員持ち寄りのもので雄松、
雌松、梅、縁の白いクマザサ、南天、千両・万両、裏白と紛い物なしの純国
産、換言すれば由緒ある材料で仕上がった。
この会館のかつては正月といえども利用者があり門松はその人たちを出迎
えたものだが、話によると昨今は高齢化、コロナなどで、こちらも低調。
それでも会館前を通る人たちの目に入り『日本の正月に門松は似合うなー』
と思って貰えれば冥利に尽きる。