何時の頃からか正月の定義が曖昧になってきた。私たちが子供の時分、随分と昔のこ
とになるが松の内が標準的とされていた。松の内は元日から7日または15日までとして
いるが一般的には7日頃には正月気分は終わっていた。
15日とされているのも頷ける。私の故郷のとんどさんは15日だったから、正月の区切りの
つけ方は様々というのが実態ではなかろうか。
そして現在、近くの地区では今朝方とんどさんをやっていた、私たちの団地では明日お
こなわれる。田植えがサラリーマンの連休に行われるようになったように、とんどさんのよ
うな神事ですら人が主体となり人の都合で変質している。
AIだとかiotだとか物事の進化と逆行して出来る限り古臭い道を歩むことが良質の炭を作
ることに通じると伝統を守りながらの炭焼きが今年も始まる。年末に仕上がった炭出し、
状況によって材料調達の山行きもありうる。
**** 桑炭会のホームページ ****
桑炭会 クリックしてください
※コメント投稿者のブログIDはブログ作成者のみに通知されます