朝の7時

ぬぐえない過去

僕の職場には僕の小学生時代からの後輩がいる
どうやらその後輩が
僕がすごく荒れていた10代後半の事を
職場の先輩に話した様だ

速攻でその先輩はこう言った・・

先輩「お前も俺の事嫌いやろ」
　　「だから一緒に仕事しないように上司に頼んでおけよ」

過ぎてしまった人生の汚点は
ぬぐいたくてもぬぐえるものではなく
影のように自分の後ろからついてくる

だれでも忘れたい恥ずかしい過去はあるものだ・・・

ポストヒューマン

旧ナチスドイツはゲルマン民族がすべての人類の中でもっとも優れていると考えていた
その中で有能な"民族の選別"を行うことで人類を越えた人類を導き出そうとしていた



人類の過去一世紀におけるもっとも重要な進歩の一つに医学に対する理解が加速度的に深まったことにある
過去半世紀の間にはそれと並行して、情報のテクノロジーも飛躍的な進化をとげ
結果として現在のネットワーク化された世界が構築されいまでは指先一つで知りたいことが分かってしまう

この二つの流れは様々な部分で交差しているがさらに深く融合させ
「より優秀なヒト」をつくれないだろうか？
われわれの未来の世代はPCインプラントにより無限の記憶力を持てるかもしれないネットワーク化された
彼らの頭脳は世界中の端末にアクセスできるようになるかもしれない
そして今は夢の中の夢でしかない医学的なブレイクスルーによって
こうした改良型のヒトは何百年・何千年生きられるかもしれない

＃超人主義

人間主義者はヒトこそ重要だと考えるたとえ種としての我々が完璧でなくても
自由、寛容、合理的思想体系そしてなによりも他者に対する思いやりで改善できると・・

超人主義者を自称する人々はそのすべてに同意したうえで
ヒトには自然の限界を超越したなにかを持っていると強調する
我々が外的世界を合理的手段で改善するように
そうした手段を我々自身　つまり人体を改善するために用いることも可能なのだ
その場合に我々が用いるのは教育や文化的発展などの伝統的な人間主義手法にかぎられず
最終的に我々が一部のヒトが考えるヒトの先をゆくヒトことを可能にする
テクノロジー的な手段を用いることになるだろう

思い浮かべる未来は超人主義者のなかで「ポストヒューマンの時代」とよばれるものだ
これはもはや人間が居なくなるという意味ではなくむしろその時代に生きているのは
現代のヒトを遥かに超越した能力をもち、もはや同族とは認められなくなっている存在ということだ