店は画像から少し北へ入ったところにある
今より昔 TVがブラウン管だったころの事
基本的に出してる食材が、傷んでいるぽい
常連はいるけど定食は頼まづ
単品とビールを頼む
そんな店
木屋町御池を北へすこし上がったところに
ある中華料理店(川から見たら東側)
店は古くてきたない
メニューは壁に張り出されていて
全部漢字でフリガナがふってある
店の中は意外と広くて三十人ぐらいは入れそう
テレビに油が付かないようにサランラップが
かけてある
ここでは単品のからあげと五目チャーハンを
いつも頼んでいた二つで千五百円ぐらい
からあげはこしょう塩でたべるタイプ
でチャーハンは牛肉を細かく引き裂いたものと
卵とねぎが入っている(五目だけど五目じゃない)
唐揚げはしっとりした触感で肉はやわらかい
添えてあるレモンも良い味だしている
チャーハンは引き裂いた肉が歯に残る
味付けはすこし濃い醤油あじベースの味付け
この二つはとても美味しくて
近くを立ち寄ると
ぜったい頼んでいた
しかしこの店には罠メニューが存在する
それがラーメンだ
ここのラーメンはスープが汚水の香りと味がする
ものでとても食べられる代物ではなかった
ふつう中華料理店にいったら
定番のラーメンかチャーハンを注文する
それを知らないサラリーマンとOLが店に入ってきて
OLがラーメンを注文した
僕の前に座って来たので
興味深くみていると
OLがラーメンを食べようとして
むせて困っているのが見えた
「やっぱりな・あれはたべれないよね」
僕はそう思っていた
店から出た帰り、僕は考えていた
「店主はどういった味覚のセンスなのか」