Soopllofeiv の日常

管理人soop視点の奇妙な現状

intoxication

2018-11-27 18:21:48 | Weblog

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ダイアモンドは砕けない

2018-11-27 17:50:03 | Weblog
 来年の今月今夜になったばらば
 僕の涙で必ず月は曇らせてみせるから
 月が 月が 月が 曇ったらば
 宮さん、寛一はどこかでお前を恨んで
 今夜のやうに泣いているとおもって呉れ

########################################################################

結婚を誓い合った鴫沢宮が富豪の富山家に嫁ぐ事を知って激怒した学生の寛一は
熱海の海岸で結婚を決めた理由を問いつめますが宮は「堪忍してください」と懇願するだけ
心変わりの理由を明かしません・・
寛一は宮をののしり、その恨みをぶつけます
「二人が一処にいるのも今夜限りだ」と絶縁宣言をした後
「まってください」とすがりつく宮を寛一は足蹴にし、
お宮は立ち上がる気力もなくしタダ寛一の名前を叫ぶばかり
しばらくして寛一の姿は黒い影になり消えていきました

その後 寛一は宮への復讐のため高利貸しになり
宮は夫を愛せない不幸な結婚生活を送ります・・


                              金色夜叉・尾崎紅葉 
                          

総括

 金権主義と恋愛の関係をテーマにした明治時代の大衆小説の金字塔
 のちになんども舞台・映画化された名作です


モデル[wikipedia より引用]

文芸評論家北嶋廣敏によれば、主人公・間貫一のモデルは児童文学者の巖谷小波である。彼には芝の高級料亭で働いていた須磨という恋人がいた。が、小波が京都の新聞社に2年間赴任している間に、博文館の大橋新太郎(富山唯継のモデル)に横取りされてしまった。小波は別に結婚する気もなかったのでたいして気にも留めていなかったというが、友人の紅葉が怒って料亭に乗り込み須磨を足蹴にした。熱海の海岸のシーンはそれがヒントになったという。須磨(須磨子)は、ある旅館の若主人が東京放浪中に生ませた娘であったが、舞踊にも秀でた美人で、大橋と結婚後は8人の子を生み、五女の豊子は金子堅太郎の息子・武麿に嫁いだ[5][6]。
1980年代になって、硯友社文学全体の再評価の中で、典拠や構想についての研究が進み、アメリカの小説にヒントを得て構想されたものであるという説が有力になり、2000年7月、堀啓子北里大学講師が、ミネソタ大学の図書館に所蔵されている
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pinguicula-ramosa

2018-11-27 17:33:18 | Weblog
 "コウシンソウ"

日本固有種であり、
日光連山である庚申山、男体山、女峰山などのごく限られた地域
しかも霧が立ち込める壁面にかぎって生育している
大変珍しいムシトリスミレです

植物体は直径1~2cmととても小さく、一見ルシタニカを彷彿させます
花茎は高さ数10cm程度で途中で二股に分かれます。開花結実が終ると
花茎が崖の壁面に向かって伸び、その壁面に種子を擦り付けます
種がこぼれてしまうことを防ぐための知恵を進化の過程で身につけたのでしょうか

栽培環境

標高1500m以上で数時間間隔で霧が立ち込め
日光がほとんどあたらず
最高気温が真夏でも20度を下まわる様な場所に生育しているため
ほぼ国内の栽培は非常に困難でしょう
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creation the origin life

2018-11-17 11:40:11 | Weblog

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自転車泥棒

2018-11-17 11:03:32 | Weblog
内海文三は下級菅氏で叔母である
お政のもとで暮らしています・

文三はお勝の娘であるお勢に英語を教えているうち、
お勢のことが好きになってしまいます・・
シカシ文三は気が弱くそれを伝えることができない儘です
本職の最中もお勢のことで頭がいっぱいで仕事に手がつかづ
とうとうクビになって仕舞います

 "文三とお勢"

文三はお勢と"才人"の昇との三角関係に苦悩し
昇によって変わってしまったお勢をもとの誠実な娘に引き戻そうと
躍起になりますがうまくいかず空回りしてばかり、
一時 自分に気のあったはずのお勢の心も、
すっかり昇の方を向いてしまったとおもっています

シカシ そのお勢が急に昇によそよそシクなったと言い出したり
文三ににっこり微笑んだり・・
文三はお勢の気持ちをはかりかね戸惑うのです

振り回す娘とそれに振り回される男

そんな中
本職をクビになった文三にお政は
「文三は要領が悪いと」さんざん嫌味をいって、文三を疎ましく思うようになります
お勢も文三の理想主義的な態度に嫌気がさしているようでした

文三はすぐにでもコンナ家出ていってしまおうと考えますが
どうしても お勢のことを思うとどうにも動けないのでした・・・

                                 浮雲・二葉亭四迷





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u need u

2018-11-17 10:34:53 | Weblog
"愛”が存在しうるのは、
何も恋人や夫婦・愛人との間だけではなく
わが子、動物などや
物質的なもの(車・本・骨董品)などもふくまれ

私たちは対象を大切にして
対象に思い喜んでもらいたい・
それを見せて他者に自慢したい
と考え、愛を持って接している

愛に包まれて幸福な人生を歩む人もいれば
愛によって身を滅ぼす人もいる

それだけ

愛というものは自我に影響力が大きく
身近にあるものの中で重要なものであることがわかる
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ロッチ

2018-11-17 10:05:09 | Weblog
強化プラスチック一枚が永遠の距離である
その向こう側には欲しくて欲しくて堪らないオモチャの台紙
欲望を刺激してやまない派手なデザイン
その商品の持つ可能性を最も良い方向に最大延長して得られた
ほぼあり得ない理想型が写真やイラストでそこに描写される

そのうえに実際の当たり商品をパウチして貼り付けるのが
コスモススタイル

長年の血のにじむ様な営業活動によって得られた最高の礼儀
実際のところ本物の商品だけに目を凝らすならば、かなりショボいのだけれど
理想型をバックにそれと二重写しとなっていることで
眩惑・洗脳され なぜか欲望にとらわれてしまう・・

そこから醒めるのは
熱くなって、連続して硬貨をガチャガチャに投入、所持金が尽き始めたころ
ふいに出てきた一つのアタリがびっくりするほど
神々しく無いことに気づいた後である

"台紙"こそコスモスパワーの源泉なのだ
                         
                              ワッキー貝山
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ビデオ試写室

2018-11-04 08:24:40 | Weblog

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新潟

2018-11-04 08:12:53 | Weblog
# ごぜのうた#

   さりながら さはさりながらさりながら
   もののあわれを尋ねれば わしはどうまん白ぎつね
   てんでに葛の葉子別れを ヨミアゲたてまつる(略)
   手習いがくもん精出して やがて成人したならば
   かならずかならず別れても 母は其方の影身ぞい
   ゆくすい(行末) 永く守るぞい
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真相

2018-11-04 07:18:53 | Weblog
 アタシ、そんな怖い話で、大切な時間を消してしまうのが
 惜しくて堪らないのですわ
 あなた、あなた、私のこの火のような唇が解りませんの?
 この胸の鼓動が聴こえませんの
 さぁ 私を抱いて、ね、アタシを抱いて

どこか憂いを秘めた様な美しい人妻の小山田静子
作家の冬川は実業家・小山田六郎の妻で
冬川の本の愛読者である静子と偶然知り合います

冬川は静子から、元カレの大江春泥に脅迫されているという相談を受けます
春泥は自分を捨てた静子に逆恨みをしており、
静子にストーキング行為をしているような気味の悪い手紙を送りつけてくるといいました

その間に
冬川は自分の本の愛読者でファンである静子と接しているうちに
静子と冬川は惹かれあい秘密の関係を結ぶようになっていきます・・

その後 春泥からとうとう「六郎を命を奪う」という脅迫状が届くのです

 静子に惹かれる冬川が春泥の影を追うなか 六郎は死亡
冬川は春泥の行方を掴めぬままに
静子との関係を深めていきます
シカシ
いったん解決したと思った事件に実は別の真相があったのではないかと
疑いだします

逢瀬の場で真犯人が静子ではないかと問い詰める冬川にたいして静子は
媚態を示し 話を逸らそうとします
でも冬川は徹底的に真実を明らかにしようとシマス

結果 二人の関係は終わりを迎え
冬川は静子が無罪だったかもしれないという後悔に襲われます



                              陰獣・江戸川乱歩

追記

この話は
恋人を疑ってしまって恋人と別れてしまうというよくある話
といえます




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