Soopllofeiv の日常

管理人soop視点の奇妙な現状

воробей

2017-02-25 22:28:53 | Weblog
# 二羽の雀の会話 #

或る時 背の高い館の軒先に一羽の老雀と一羽の若い雀が留まっていた
彼らは当時スズメ達の間でもちきりになっていた話題について話し合っていた
判事の家の使用人が何日か前に、窓から雀たちの遊び場へ
何か残飯のおかゆの様なモノを投げ捨てたのだが、実はそれが刻んだコルクで
未経験な若い雀たちが試食したところもう少しでお腹が破裂しそうになったというのだ

 この話の途中 老雀は突然羽毛を逆立て顔をしかめながら翼の下のしつこい蚤を
探し始めた ちなみにこの蚤はふつう栄養不良のスズメにつくものである
それを捕まえると老雀は深いため息をついてこう言った・・
「世の中も変わったものだて わしらの仲間達には食べるものさえないんじゃから、昔は
こうして屋根に止まってうつらうつらしていると不意に下の道路からガタゴト音がして
やがておいしそうな匂いが立ち昇ってきたもんじゃ そうするとわしらの中にある
なにもかにもが喜びで震えだす 音がした方へ降りてゆけば きっと自然の要求が
満たされると確信していたからの
ところが この頃はガタゴト音ばかりは喧しく匂いも漂ってくるもののそれは我慢できない
ほどの匂いだ たまに昔の習慣で音がやんだところを見計らって飛んでゆくと
いくら注意して探しても 胸の悪くなる様な焦げた油か何かしか見つからんとくる」

注釈

 この話は聞けばすぐわかる通り 昔の馬車といまの自動車のことを言っているのである
後者は老雀の言う通り音ばかりやかましく匂いも前者より強いのに
そのくせ雀の餌としては何の意味も持たない

この寓話は現代の文明と過去の文明の違いを示すのにうってつけではないだろうか?
現代文明においても過去の文明と同様 
文学は本来人類全体の完成(補完)のためにあるのだ
ところが
この分野でも現代のすべてがそうであるように
我々の本質的目標に役立つものは何一つ見当たらない
一切が外面的で老スズメの語る通り
ガタゴトという騒音と胸の悪くなるような匂いだけなのである・・
 
                                   Gurdjieff
 
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史上最古の生物兵器

2017-02-24 21:12:40 | Weblog


 麦角菌が寄生したイネ(悪魔の黒いつめ)

麦角は、主にイネ科の植物に生える
黒い爪の様なもので
別名(ergot)または毒麦と言い 
食べると手足が黒ずんだり
ボロボロになってちぎれたり
悪化すると精神錯乱状態になる

この麦角病は
ペスト・コレラとともに
欧州の人々を恐怖に陥れ
長い間猛威をはらっていた

 麦角は穂先の様な形をしているが
被子植物でも寄生植物でもなく
麦に寄生する"菌"の一種
種類は幾つかあるが
総称して麦角菌と呼ばれている
有名なものではライ麦にとりつき
過去に多くの人々を麦角病へと追いやった
クラギケプス・プルブレアという種類がある
この菌に寄生された穂はまるで黒い角の様なモノが
穂のあちらこちらから顔をだすため"悪魔の黒い爪"
"聖アントニウスの火に焼かれる病”として恐れられた

 痙攣発作・幻覚を起こし血管収縮に伴う手足壊死

キリスト教を信仰する少数民族のアッシリア(中東)の古文書に
穀類に付着した有毒な小結節という記述が見え
これが記録に残された麦角の最初の例であるとされる

 紀元前6世紀"麦角菌"の威力を知っていたアッシリア人が
戦いの最中に敵方の井戸に麦角菌を流し込んだという
記録が残されている

 麦角菌とは

麦がこの菌に感染すると菌核とよばれる黒い塊が麦穂にできる
この菌核にはリセルグ酸ジエチルアミドという物質が含まれているため
痙攣発作・血管収縮に伴う手足壊死・精神分裂のような症状があらわれる


soop「麦角の幻覚作用でLSDみたくトボうとした輩がいたそうだよ」
ファーファ「チャレンジャーw」
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beelzebub

2017-02-24 17:17:11 | Weblog
# 時はバビロン #

かの豊穣と夜の女神
バール・ぺオルは
作物の豊穣と
結婚できない男達にあてがわれる
結婚できない女達の仕事を司る神だった
(当時のバビロンでは、結婚は地位のあるものしか許されなかった)

しかしバビロンが
他の者どもによって、
侵略されたとき
女神は伝染病をまき散らす
悪魔へと落とされることになった

彼女の万魔殿の位置は第三層
彼女の王国は"嘘"である


 *ベルゼブブ

蠅の王の姿によって、
デーモンの全てを支配する君主に与えられた
名前(冠)の一つギリシャのデーモン学者プセルスによれば
ヘブライ語のベルゼブルが歪められて
ベルゼブブ(糞山の王)になったらしく
化け物じみた蠅としてのこのデビルの姿は
蠅が繁殖する糞山に由来するという・・
名前をバールゼブブと記すべきだというモノもいるが
これは"高い館の王"を意味するものであり
誤って(神殿との関りから)ソロモンと受け取られかねないため
ユダヤ人は"蠅の王"に変えたのだ
 こうした語源論は正しいかもしれないが
蠅の王の概念は古典的なものであり、
アクチウムの神殿ではアポミュイオス(蠅を忌避するもの)の名のもとに
ゼウスに生贄が捧げられたことが記録されている
プリニウスの記録によればローマ・シリアの神殿において
蠅に対しての生贄が捧げられていた
シリアの神は"アコール"と呼ばれ
この神もしくはデビルを蠅の王と呼ぶ文書も存在する
一部の学者の主張するところでは
ベルゼブブはパレスチナやその隣接地で
崇拝された"バール"の同義語であり
後代になって堕天した神々を代表するものになったという
(マタイ伝福音書第12章24節ではベルゼブブはデーモンのかしらと
されており、この称号がベルゼブブと切り離せないものとなった)
例えばミルトンは罪においてはサタンに次ぐものとしている(失楽園)

George Ivanovich Gurdjieffにおいて

現代の神秘主義者グルジェフは、ベルゼブブを異星の生物にして、
常に「代償的な破滅の周期」にとらわれる「地球の二足動物」の進化について
様々な話を孫に語らせている
このベルゼブブは本質的に秘儀参入者で、深遠な知識を持っているため
マニ教における健全なモノを多く引き継ぐロシアのデーモン学においては、
デビルが謀反をおこした神々に人間が与していないかぎり
デビルは根本的に人間に敵意を持つものでない
デビルたちが技術の進歩に関わっている(この概念は多くのデーモン学や神話で
述べられている)

シカシながら
技術の進歩は人間を天使の様な存在や
神からさらに疎遠にする狡猾な策略にほかならない

ロシア語で狡猾なものをいみする"lukhavi"は
デビルを表す名前の一つである



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望月峯太郎

2017-02-18 22:53:36 | Weblog



soop「この映画 好きです」
ファーファ「ドナドナ ドーナー」
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悪魔ノ栞

2017-02-17 20:48:12 | Weblog
一部のグリモアやデーモン書による
デーモンやデビルの記号に関わる
秘密のアルファベットを伝えており
その中でも鬼神のアルファベットが
もっとも使用頻度がたかく

以下に記すものはエノク書によるもの

agiel:アギエル
belah:ベラー
chemor:ケモル
din:ディン
elim:エリム
fabas;ファバス
graphiel;グラフィエル
hecadoth;へカドス
iah;イアー
kne:クネ
labed:ラべド
mehod:メホド
nebak:ネバク
odonel:オドネル
pamiel:パミエル
quedbaschemod;クェドバスケモド
relah;レラー
schethalim:スケタリム
tiriel:ティリエル
vabam;ヴァバム
wasboga:ワスボガ
xoblah:クソブラー
yshiel;ユシエル
zelah:ゼラー

注釈
天使と悪魔にはそれぞれ支配する領域が定められており、
それは曜日・時間に及ばず"相反する"様に配置されたいるため
アルファベットにも天使の支配する領域がある
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作詞してみた

2017-02-17 20:28:52 | Weblog
作詞:管理人
詩文修正:soopllofeiv
作曲/編曲:アナタ

題名:白い午後

1節目

朝 目覚めたら目覚ましが鳴らない
今から何をするかわからない
圧迫される肺・・

白い午後にメロンソーダを飲んだら
唇にしびれがおきた

うろうろしないと気絶しそうな日常に
眼鏡をかけたテレビアワーがなっている
もう3時
あともう少し頑張れば4時

夜が来たら
部屋の壁に穴があいていて
右手の甲に紫色のあざができる

2節目

朝 目が覚めたら目覚ましがなる
安心と逃亡のせめぎあいがやってくる
圧迫される心臓・・

白い午後にゼロコークを飲んだ
時間つぶしには丁度いい

うろうろしたくなくても
うろうろさせる労働
被害妄想と陰口が交錯する
タスクワーカー
ワーカーホリックが羨ましくなる

夜が来たら
黒い夜がまっていた
これが毎日続くんだ

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public enemies

2017-02-11 19:25:21 | Weblog

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太陽風

2017-02-11 19:14:09 | Weblog
太陽の周辺では地球サイズの嵐がおこり
危険な放射線や粒子を宇宙に解き放っている。
こうした危険なエネルギーの断片は大部分が深宇宙に向かってゆく
 もし、その進路に地球が入って仕舞ったら?
インターネットや電気の供給に別れを告げることになり
銀行は機能できなくなり、人工衛星は盲目になる
太陽の嵐によって我々は石器時代に逆戻りするかもしれないのだ
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sweet water

2017-02-10 19:20:41 | Weblog
 水資源のへのアクセスをめぐって、紛争が発生するかもしれない
 今世紀なかばまでに 10億人が真水を使えなくなる・・・

   前の世代は何故あんな愚かだったか、と我々の子や孫が首をひねる事でしょう


 たとえばインドや中国のような国々が繫栄していくにつれて
 その国民たちはよりタンパク質の豊富な食事に移行してゆく
 産業用の牛肉を1kg生産するには約1万5500ℓの水が必要となる
 1kgの小麦を生産する約10倍だ
 同様にこれらの国のエネルギー消費率も
 先進国と同等の高いレベルに移行しつつある

 この危機を一部加速させているのが、気候変動だ
 気温の上昇は土壌を乾燥させ世界各地で降雨量を減少させる

 米国の真水事情

アメリカでは1日に5兆ℓの真水を発電所の冷却に使用している
これはアメリカにおける真水使用の40%を占める量だ
そしてそれと同じ量を灌漑のために使っている

 世界的なエネルギー需要は2030年までに57%増加すると予想され
 食糧生産に必要な水の需要は倍加するだろう

 2050年までに毎年3000立方マイルの水が増え続ける人口を養うために
 必要となるだろう。だが世界の河や湖の多くは既に著しく酷使されている
 
 2050年までに水が乏しい あるいは水ストレスのあるとされる国に暮らす
 人々の数が1995年の5億から40億以上に増加するだろう

 アフリカの真水事情

アフリカでは2025年までに東部と南部に位置する9カ国で1人の人間が
1年に使える水の量がわずか1000立方メートルになって仕舞うだろう
アフリカ大陸では
さらに12カ国が年間使用量を1000-1700立方メートル限定され
水ストレスリスクを抱えた人々の数はおもに西部で
4億6000万人に達する
これはとくに乾燥地帯や半乾燥地域で、紛争の火種になりかねない

 解決策

水の使用の効率化することはあらゆる分野で可能だ
旧来の灌漑から、精密なスプリンクラー・ドリップチューブへの切り替え
土壌水分をモニタリングして管理すればより少ない水分で多くの食糧を
育てることができるだろう

旧来の発電所も水冷から乾式冷却に切り替えることが可能だ
また太陽光や風力など殆ど水を使わないソースから
多くのエネルギーを取り出すことも可能

家庭では水効率の悪い製品(特に洗濯機やトイレ等)を
より効率の良い製品に交換すれば良い

 単純なやりかたで水の使用法を改善するだけで真水の供給による
 負荷が軽減され、飲み水には困らなくなるだろう・・

 根本的な問題

しかしもっとも根本的に変えなければならないのは
水に対する我々の考え方だ
もはや、空から降ってきて海や川を満たしいつでも好きなだけ使える
無料にして無限の資源とみなすのは間違っているといえる

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ハック

2017-02-10 16:01:09 | Weblog
 # 手紙

以下のシナリオを思い浮かべてください
ある日 テロリスト集団が午後4時から、
6時間にわたり太平洋北西部の送電網を
遮断すると発表します
続いて同じグループがアメリカの東海岸
と西海岸を結ぶ、主要な遠隔通信の
中継回線を無効化すると発表します
次に彼らはニューヨークを支える
航空管制システムを停止させすべての
飛行機の発着を止めると脅しをかけます
そして それらを実行に移すのです

 他にも敵の脅しは続き、
重要なインフラに攻撃をする
最後にテロリスト達は
彼等が長々と列挙する
すべての要求が叶えられない限り
電子商取引とクレジットカードの
サービスを麻痺させると脅しをかける

        彼らは、自分たちの能力を誇示するだろう

 本題

例に挙げられているのはアメリカだが、これは世界中のあらゆる近代国家に
当てはまるケースだった。こうした破滅のシナリオが可能になるのは
社会がコンピュータに依存しているからにほかならない
そしてこの警告は世界経済を完全に崩壊させかねない
これは"新たなタイプの戦闘"=サイバー戦争なのだ

 実際に起きた出来事

世界有数の先進てきなコンピュータ・システムを
有するエストニアで2007年一連のサイバー攻撃にさらされた
銀行・新聞・そして政府のウェブサイトは、
いずれもリクエスト・スパムで埋め尽くされ
この国のウェブアクセスとコンピュータネットワークは
すっかり麻痺してしまった
攻撃は100を超える国々のコンピュータから仕掛けられていたが
首謀者の正体はわからず仕舞いだった・・

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