Über den Bergen, weit zu wandern,
sagen die Leute, wohnt das Glück.
Ach und ich ging im Schwarme der andern,
kam mit verweinten Augen zurück.
Über den Bergen, weit, weit drüben,
sagen die Leute, wohnt das Glück...
少年ジョバンニは母親が病気で寝たきりの状態のために働けないので
家はかなり貧しい環境です
学校の合間 働いて家計を支えるジョバンニでしたが
学校ではザネリという同級生らからイジメを受けていました
友好的な同級生のカンパネルラもザネリ達のグループに引き込まれ
ジョバンニがいじめられるのを
気の毒そうな顔をしてみていることしかできません
ある夜
ジョバンニは星を見ていて眠ってしまい・
銀河鉄道にのり星座から星座にへと宇宙を旅する夢をみます
そこにはカンパネルラも乗っていて・・・
ジョバンニはカンパネルラと銀河鉄道にのり込み旅を楽しみます
二人は旅で出会う人達に次々に生きる意味を見つけますが
旅の終盤サソリの言葉に胸をうたれ「みんなの幸せのためなら僕の身体なんか百ぺんやいても構わない」
というジョバンニにカンパネルラも「うん 僕だってそうだ」といいました
けれども本当の幸せはいったいなんだろう
後日
カンパネルラが命を犠牲にして友達を救った事実を知った
ジョバンニは銀河鉄道の夜の夢が何を意味していたかがわかります
宮沢賢治 銀河鉄道の夜