Soopllofeiv の日常

管理人soop視点の奇妙な現状

黄金の卵を産むガチョウ

2016-09-28 20:49:08 | Weblog

正確には言えないが
秩序・規律をもとめ
人類の規範となるべき存在を
求める中での

カウンターカルチャーとして
存在するものだったが
それ事態に"正確な物差し"が存在せづ
求めたものは糾弾された


ちなみに

元々の派生したモノは
本来あった理論でも
素朴で物理的な信仰であった

様々な派閥に分かれた時も
所詮2元論からの思想体系の枠から出ることはなく

x軸とy軸の座標線が
その思想体系を
示すシンボルになっている


   
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鯨/烏

2016-09-21 18:15:31 | Weblog

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球形の季節

2016-09-21 17:26:19 | Weblog
 私のキューで、ひねられた白球が、
一つの壁となって向こうにながれているクッションへ
斜めから突き当たると

 横にのびたその障壁が球の回転運動を助ける場合は
自身に弾みあがった様に
どこまでも向こうへ走って行くが、

一度ソノ障壁が逆に働くと不意によろめいた球体は
それはブルブル自身に回転し乍ら
そこに道を喪なったように 停まって仕舞うのである。

それはブルブル回転している時
 モシ 伸び上がれば虚空に突き立ってゆくように思えた(見えた)
 もし この緑色のクッションを厚い気流ノ壁と考えて

     しかもそれが移動していると想定スレバ

 私の前に一つのひろい 宇宙そのものの様な空間が出来上がるのだった・・

                         埴谷 雄高(虚空)
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ローカルソング

2016-09-20 20:08:40 | Weblog
女:ワシは遠国越後ノ者で、
  親が邪険で七つの歳に売られてきました
  天満ノ在へ、芸者ならこそ三味弾きますル
  遠国やハハ、何がヤサシヤ蛍がヤサシ
  草の葉蔭で灯を点す

#####################################################################


『多幸山』

♬多幸山の疚しさ 山猪 
驚くなやましさ
喜名ノ高波平(たかはんじゃ)
サヨ ヤマダムドウイ
汝った山田ヤ ぬうさる山田が
わにん山田ヤ いんぢちゃっせー

若さひととちぬ 通い路の空ヤ
いぬみちクンチチ 
しちや通りば じょうにタッチョル
チクムクトウイガ んむぐわ投ぎれば
ハッククで ハッククで
ビール腹 渋い腹 かさぎ腹 
豆腐一丁に 酒一升 酒一升
いみぬくぬしけに
ぬんでまた夢や んかしぐとまでぃん
みしてゆがな・


 







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行進 (柔らかなサヨク)

2016-09-20 19:24:59 | Weblog
 政治・社会ノ思想体系は目の粗い網であり、人間は永遠に網にかからない魚である
                                坂口安吾

***************************************************************** 


 俺は地獄に居ると信じている だから俺は地獄に居る

 彷徨うのだ 疲労した風に乗り
 海を渉り みずの沈黙と死体の傷口ノ上を
 刑罰の上を・・

 ・・・真実の処 
 俺はあの沖合にズット延びた突堤に棄てられた
 少年かも知れぬ
 行く手は宙に続く路をたどってゆく子供
 あぁ 其の路は険しく屈曲して、金雀枝(エニシダ)は丘陵を覆う
 
 微風も吹かづ
 鳥の歌声も泉の音も遥かにとうい

 進みゆけば"必定" 世界の涯

  血の下奥底に白い漆喰の鏝の目が浮き上がる
 石ノ墓を俺に貸して呉れ!
 そこで 俺はテエブルに肘をツキ
 物思いに耽るのだ

 燭台は新聞・雑誌を照らす
 だが、もう俺は禁忌ノテクストに興味はない
 地底のスミカの上 
 人々の家屋は立ち並び、霧は深く立ち込めるだろう。

 赤黒い泥の都 怪物の様な都会
 そこに宙も星もなく
 循環する暗夜

  むしろ 四囲を地球ノ厚みに遮てられた奥墳にこそ、
 藍色の深淵はあるのであろう
 炎ノ井戸もあり、月と彗星と海と 神話の出会いもある・

 懊悩ノ時が訪れる度々に
 俺はこの身を
 碧玉ノ球体よ
 白銀の球体よと思いナスのだ

  俺は黙劇ノ主人公
 円天井(ドーム)の片隅に何故か一つ
 換気窓ノ空が蒼褪めている。

  

詩文:jean nicolas arthur rimbaud
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necrophilia

2016-09-19 18:28:16 | Weblog



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エロティック

2016-09-18 14:09:03 | Weblog
真珠娘ノ唄

真珠少娘
青廓ヨリ下リ

洛苑香風 吹クコト綽綽タリ
寒鬢紗叙 玉燕光リ
高楼月ヲ唱エテ 懸トウヲ敲ク 蘭風桂露
幽翠ニ酒グ 蜀山ノ夢
鸞裙鳳帯 行煙重シ 日糸繁散 羅洞クンタリ
玉喉チョウチョウ 空光ヲ排ス


#################################################################

真珠娘が宙から、降りてくる
甘酸い香りを運ぶ風 そよそよと
ほつれ毛の玉かんざし 斜めに
燕の様に 光の様に踊っている
春高楼ノ花の宴 人々は宙に向かって鐘を打ち 音盤を鳴らしている
香しく蘭は咲き もくせいは夜露を 木下蔭にそそぐよ
唐クレナイの立琴は 雲をふるわせむせび泣く 君と二人で夢を見よう
スカートをキミ脱ぎたまえ 帯をほどいて言っておくれ・・
あぁ雲って あぁ雲って こんなに重たかったの?
そして目が覚めるころ 朝の日差シは点々と散り乱れ 薄絹ノかーてんを照らす
まぶしさにキミは貌をそむけ 珠を転がすような声で僕に告げた
見たのね 全部みたのね わたしを・・・・

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おぎゃぁ おわぁ

2016-09-18 13:31:14 | Weblog
 題名:涅槃

涅槃は、熱病ノ夜明けに白む
青白い月の光のやうだ

憂鬱ナル 憂鬱ナル 余りにも憂鬱ナル・・・・
哀傷ノ雲間に映る
巨大ノ美しい蓮華ノ花か
ふしぎな幻想のマラリア熱か
かの神秘なる ひとつの"いめえじ"
・・・・「美しき死」への誘惑

それらのなまめかしい 救世(くぜ)の情緒は
春の夜に聴く 笛のようだ

花ざかりナル菩提樹ノシタ
密林ノ影の深いところで

 題名:遊園地にて

遊園地(ルナパーク)の午後なりき
楽隊は空に轟き 廻転木馬ノ目まぐるしく

艶めく紅ノごむ風船
群衆の上を飛びゆけり

キミの円舞曲(ワルツ)は遠く
側へに思惟スルモノは寂しきなり

 題名:鴉

なんたる 絶望の光景だらう
わたしは魚のやうにつめたくなって
目からさうめんの涙を流し・・・

 題名:地下鉄道

=演歌風の小曲(ソネット)=

ひとり来りて地下鉄道(サブ・ウェイ)
青き歩廊をさまよひつ
君待ちかねて悲しメド
君が夢には亡きものを
なに幻影ノ後尾燈

壁に映して 消えゆケリ
壁に映して 消えゆけり


                             詩:萩原朔太郎
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徹夜明け

2016-09-11 14:17:07 | Weblog



悪い人は、自分が悪いと自覚してるから
マダ救いがあるが

自分のしている事が、
理解できない人は救いようが無い
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おいしいうそがいっぱい

2016-09-09 18:25:54 | Weblog
詩:石川浩司
修正詩文:soopllofeiv


 嘘だらけの毎日ね だけど結構楽しいわ

ブラックコーヒーのケダルサと
甘い煙草の冷たさと

依存症患者の身の上バナシに
みんな心地よく騙されたがる
何をしようともう勝手なの

うまく理屈がつけられれば・・

なんでも良いわ

たのしい嘘で わたしをいっぱいにしてちょうだい

あたしお腹がペコペコなの
おいしいおいしい嘘
アスファルトが肌を溶かす
段ボールの造花が輝きだすの

=プクプクプク プ―クプク・・
 ホッへー 

あなた一緒に踊りましょう/ 踊りましょう
早く酔ったほうが勝ちよ/ 勝ちよ

嘘の指輪のおぉ虚ろさと 虚ろさと
黒い瞳のおお 無念さを

・・・騙されたがるぅー


管理人「最近 此方のテクストからの引用が多いね」
soop「地下生活者たちを知りたくて。」
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