小中学生の不登校が、
過去最多の244,940人になったとのこと。
以下は、読賣オンライン・10月27日の記事です。
全国の小中学校で2021年度に不登校だった児童生徒は、前年度から2割以上増え、24万4940人で過去最多となったことが27日、文部科学省の問題行動・不登校調査でわかった。20万人を超えたのは初めて。
不登校の小学生は8万1498人(前年度比28・6%増)、中学生は16万3442人(同23・1%増)でいずれも9年連続で増加。前年度から計4万8813人増えた。
21年度は新型コロナ感染が急拡大し、小中学生の感染者数は20年度に比べ急増した。文科省は「生活リズムが乱れやすく交友関係が築くことが難しくなり、登校意欲がわきにくい状況にあった」と分析している。
今まで、多くの生徒さんを教えてきましたが、
確かに、最近は不登校のお子さんが増えているように感じます。
さて、昨日のお昼前、
保険会社の方がお見えになりました。
毎年恒例、保険の確認の為です。
確認が終わり、雑談をしていましたら、
保険会社のトクダさんが
「ウチの子最近、朝、起きられなくて
学校へ行けないんです。」
と語り始めました。
「今、無理矢理 小学校へ送ってきたところなんですけど。
もう、どうしたら良いかわからないんです。」
と涙ぐみました。
「そうなんですね。」
「怒っちゃいけないと思っても、
何で行けないの!と怒ってしまう自分も情け無くて。」
「お母さんですもの。心配ですよね。」
「今は、行ったり行かなかったりですが、
このまま本当の不登校になる気がして心配なんです。」
私は、文部科学省が発表した不登校の現状をお伝えしました。
「今は多くの親子が、そのことで悩んでいるようですね。
学校へ行けない子は、
お子さんのクラスにも数人いるのではないでしょうか。」
「そう言えば、他にもいるようです。」
「なので、何でウチの子だけ、と重く受け止めず、
学校の先生やカウンセラーの先生、
あまりにも、朝起きられないようでしたら、
病院の先生と相談しつつ、寄り添ってあげてくださいね。」
「あ~そうですね。
他にも沢山いる、と思うと気が楽になります。」
トクダさんは、涙を浮かべながら少し笑いました。
様々な制約を強いられるコロナ禍での学校生活。
子ども達は、エネルギーを充分に発散できず、
そのストレスは相当なものだと思います。
また、低年齢からスマホを持ち、
それによる夜更かし。
結果、朝起きられない等の身体の不調。
今、子ども達を取り巻く環境は、
子どもの心身を、少しずつ歪めているのかもしれません。
そして、感受性が強く、聡明で繊細なお子さんほど、
その影響が心身に表れるのだと思います。
私達大人は、そんな子ども達に対して何が出来るでしょうか。
不登校の当事者だけでなく、
社会全体で考えていかなければならない事だと思います。
トクダさんのお子さんは、
まだ本格的な不登校ではないようなので、
どうか、深刻な状態になりませんように。
元通り、元気に登校出来ますように。
と願っています。
お願いです
習い事をさせる事に対して
躊躇している多くのお母様達に
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