ららみ先生のピアノのおけいこ

自閉症でも、発達障がいでも、
両手でピアノが弾けるんです♪
ピアノが弾けるって、素晴らしい!

男親が女の子の洋服を選ぶ幸せ~♪

2018-03-31 | ピアノ教室

昨日はAちゃん(小3)のレッスンでした。

Aちゃんは、女の子らしい女の子で、いつも可愛らしいお洋服を着てきます。

何時も、チュールのスカートや、スパンコールやラメの入ったワンピースを着てくるので

「Aちゃん、可愛いね  似合っているね」と言うと、
嬉しそうなお顔で笑ってくれます。

昨日も、ハートの模様の白いブラウスに、真っ白いスカートを着てきました。

「可愛いスカートね。白いブラウスに合っているね 」と言いましたら
裾を少しめくって「裏はピンクで、リバーシブルになってるの。」とおしえてくれました。

「まあ、素敵ね~ どこで買ったの?」と聞いてみましたら

「お洋服は、いつもパパが買ってくるからわからない。」と言っていました。

 

パパはきっと、Aちゃんが、可愛くてしょうがないんだろうなぁ

そしてAちゃんも、いつも可愛いお洋服を買ってくれるパパが、大好きなんだろうなぁ

でも、あと数年したらAちゃんも、

「パパ、買ってこないで  自分で買いたいから。」なんて言うのかしら?

それはそれで成長の証だけど、
だからこそ、パパさんには、今の状況を充分に楽しんでほしいな~

コメント

不登校~次までの譜読みは72パーセントを目指してね

2018-03-30 | 不登校

(昨日の続きです 

ミノ君とは4歳の頃からの付き合いですので、かれこれ13年もの付き合いになります。

ミノ君が最初にレッスンに来た日の事を、私は今でもはっきりと覚えています。

その頃、ミノ君の3歳上のお兄ちゃんが、私の教室でピアノを習っていました。

お母様は、1年生のお兄ちゃんを玄関まで連れて来て、後ほどお迎えに来る~
と云う感じで、レッスンを続けていました。

そんな習慣があったせいでしょうか、ミノ君にとって初めてのレッスンの日、
ミノ君のお母様は、ミノ君だけを置いて、一旦車に戻りました。

私が「ママが居なくても大丈夫?」と尋ねましたら、
健気なミノ君は「うん。」と答えてくれました。

「そう、えらいね。 先生と仲良くしようね。」

それから30分間、私と一緒にピアノのおけいこをしたのですが、
ミノ君は、受け答えもキチンとして、とても頑張りました。

30分もの間、ほぼ初対面の私と2人きりで過ごすなんて、
4歳児としては、かなり立派なことだと思います。

ミノ君は、小さな頃から我が儘を言わず、自我を出さず。。。

ひたすら良い子だったのです。

そんなミノ君は頭も良く、5年生の頃は不登校だったにもかかわらず、
見事に難関中学にも合格しています

 

こんなミノ君は、おそらく完璧主義者なのだと思います。

どこかで完璧を目指す気持ちがある為に、
完璧じゃなかったら、いっそのことやらなくてもいいや~
と云う気持ちが芽生えるのでしょう。

そんな気持ちが、練習をして来なかったり、延いては学校に行かなかったり~
と云った行動に表れるのかな~と思います。

 

「そうそう、ミノ君、ピアノはね、完璧じゃなくてもいいんだよ。
ただ、少しだけでも練習の跡が見られると、それだけで嬉しいの。
だからね、来週は、譜読み72パーセントを目指そうよ
ううん、65パーセントでもオッケーだよ。
決して、完璧に弾けなくても大丈夫なんだから。」

ミノ君は、コクリと頷きました。

私の気持ちが、どこまで伝わったかは分かりませんが、
ミノ君には、もっと気楽に生きてほしいな~と思うのでした。

コメント

不登校~譜読み60パーセントを何処まで伸ばす?

2018-03-29 | 不登校

先日は、ミノ君(高2)のレッスンでした。

ミノ君は、3月に入ってからは不規則ではあるものの、なんとか登校出来ていたみたいです。

今は春休みなので、少し気持ちが落ち着いていることでしょう。

 

レッスン室には、いつも通り穏やかなお顔で入って来ました。

少しだけ、テニスの話をした後で

「練習は出来た~?」と聞いてみましたら、
「ええ、まあ。。。」と答えました。

こんな答え方をする時は、たいてい練習していないのです 

 

課題を聴いてみますと、やはり、たどたどしくしか弾けず。。。

「う~ん、練習、足りな過ぎ~」と言いましたら、申し訳なさそうにしています。

「ミノ君、今の感じだと、譜読みが40パーセント位しか出来ていないね~」

ミノ君は、静かに頷きます。

 

私は、「じゃあ、今から前半の部分を、自分で集中して練習してね。」
と言って、ピアノの横に黙って座りました。

ミノ君は、かなり集中して、練習しました。

しばらくした後で、私は「じゃあ、今からもう1度弾いてね。」と言って、
改めて前半の部分を弾かせました。

すると、明らかに、練習の成果が現れました。

 

「今日、最初に弾いた時は40パーセントの出来だった譜読みが、
今は60パーセント位の出来具合になったね
レッスン中の短時間の練習で、凄く伸びたと思わない?
さっきよりも、今の方が弾きやすいでしょ?」

「はい。」

「集中したら、すぐに弾けるタイプなんだから、お家でも頑張って

「はい。」

「じゃあ、来週までに、60パーセントを何処まで伸ばしてくれる?」

「う~ん。。。70パーセントとか? 怒る?」

「え~っ 70パーセント?   
一週間で、10パーセントしか伸びないの?
それは伸び率悪過ぎ~  せめて72パーセントって言ってよ~

と私がそう言うと、ミノ君は、大きな声で笑いました。

(明日に続きます)

コメント

昼間の月と紅い梅~怪我の功名?

2018-03-28 | 日記

実は、先月から50肩になりまして、非常に不自由な日々を送っています。

左の上腕~肩が痛く、つい「痛い、痛い~」と言ってしまいます。

痛いので、ピアノを弾くのもサボりがちですし、
左の肩を庇うために、不自然な姿勢になっているようです。

不自然な姿勢をしているので、最近は怪我も多く、しょっちゅう痛い目にあいます。

包丁で指を切ったり、箪笥に指を挟んだり~ 

 

血流が悪いからかな~と、先週末は、里山を歩いてきました。

桜は咲き始めでしたが、散り際の紅い梅や、白い梅が咲いていて綺麗でした。

上を見ながら歩いていましたら、東の空に、お月様がおぼろげに見えました。

昼間のお月様を見たのは久しぶりでしたので、何だか感動してしまいました。

普段は、昼間のお月様を見るだけの、心のゆとりが無いのでしょう。

昼間のお月様と、紅い梅の対比は本当に美しく、
気が付いて良かったな~と思ったのでした。

コメント

3歳児さん~プレ入門

2018-03-27 | 発達性協調運動障害児

今日は午前中に、可愛いお客様がおみえになりました 

3歳の男の子、D君です。

D君は音楽が大好きなので、是非習わせたい~とのこと。

私のピアノ教室は、4歳からしか受け付けていないのですが、
D君が可愛らしいので、つい引き受けてしまいました。

D君は、ご挨拶も、きちんと出来ました。

お名前も、年齢も、ちゃんと言えました。

少しだけ緊張しているみたいでしたが、ニコニコしています。

なので
「D君、ピアノさんの傍にいらっしゃい。 ピアノさんとお友達になろう。」
と声をかけました。

でも、ピアノの傍にはなかなか来てくれません。

大きなピアノに驚いているようでした。

なので、私がピアノを弾いて、手拍子を打ってもらうことにしました。

♪手ぇをぉたぁたぁきぃまぁしょう   タンタンタン  タンタンタン

あぁしぃぶぅみぃしぃまぁしょう  タンタンタンタンタンタンタン♪

するとD君は、ちゃんとリズムに合わせて手拍子を打ってくれました。

しかも、休止符のところは手拍子も止める~と云うリズム感の良さでした

「D君、すごいね~  上手に手が打てるね~」と褒めましたら、
D君も、とても嬉しそうでした。

D君は、手拍子が楽しいらしく、何度もリクエストしてくれて、
楽しい時間を過ごしました。

 

ただ、指を見させてもらいましたら、
まだ骨格が柔らかく、ピアノを弾くには無理があるようでした。

なので、本格的にピアノを始めるのは、もう少し後にして、
しばらくは、お歌やリトミックを中心に、のんびりやっていきましょう~と話し合いました。

それでも、3歳のお客様は可愛らしくて、
小さい子はやっぱり可愛いな~と思ったのでした

コメント

メッセージ

メッセージを送る