5歳のハル君(広汎性発達障がい)は
相変わらずやる気満々です。
ワークを始めると何ページもやりたがり
「もうワークはお終いね。」
と私が言うと、凄く残念そうなお顔をします。
そして、
「次は、絵を描きたいなぁ。」と言うのです。
本当は、ハル君の望み通り、
一緒にお絵描きをしたいところですが、
私は、心を鬼にして?
「さあ、今からリズム打ちをするよ。」
と声をかけます。
ハル君は、リズム打ちがちょっぴり苦手。
リズムがずれたり、
休止符の箇所も、思わず手を打ったりしてしまうのです。
最近は、ハル君からの言葉を受け、
リズム打ちの音を小さくしています。
↓ ↓ ↓
https://blog.goo.ne.jp/soraminosorami/e/98a84213ed5d1b71a523e0476b7cb82e
私は大きな声で「先生の真似してね。」
と言った後、小さな音で
『タン タン タン うん タン タン タン うん』
と手拍子を打ちました。
ハル君は、勢いを付けて
『タン タン タン タン うん タン タン タン』
と打ちました。
ハル君は、頭では理解しているのですが、
どうしても手がずれてしまうのです。
私は不意に思い付いて、うん(休止符)の時に、
手を自分の頭に乗せました。
つまり、
タン タン タン と3拍 手拍子を打ち、
4拍目の『うん』では、
手を頭に置くことでリズムを取ったのです。
頭に手を置く動作が面白かったらしく、
ハル君は、ニヤッと笑って挑戦してくれました。
すると。。。
あれ? あれれ?。。。
ハル君は、リズムの乱れも無く、
きちんとリズム打ちが出来ました
「凄いね~完璧 100点です
」
と褒めたら、ハル君は大得意
クッションに頭を何度もぶつけては
照れていました(笑)
その後は、手を頭に置く代わりに
ホッペタを触ったり、膝を叩いたりして
楽しく正確にリズム打ちの練習が出来ました。
多分なのですが、ハル君は、
タン タン タン とリズムを取った後に、
両手を広げて、
空間でリズムを取るのが難しいのだと思います。
そう言えば、ハル君の特徴として、
空間認識が上手く出来ない~と
お母様が仰っていました。
それが、頭を触ったり、
ホッペタを触る事によって、
安定した認識が生まれたのだと思います。
目標物が有る事によって、
リズムが正確になったのですから。
もっと早くに、
この事に気づいてあげれば良かったな~
少し反省したのでした。
お願いです
習い事をさせる事に対して
躊躇している多くのお母様達に
このブログを読んで頂きたいと願っています。
ランキングが上がると多くの方の眼に留まります。
ポチッと押して応援してくださいね~
↓ ↓ ↓