なんともおどろおどろしいタイトルですが、
内容もオドロドロです。
この映画が変わっているのは、
現代(といっても50年程前だけど!)におこった怪奇な出来事が
江戸時代の因果によるものという筋書きの故、
現代と江戸時代が交互に現れるところ。
********以下ネタバレ含みます**********
医者夫婦が妻の病気療養のために田舎に引っ越すが、
妻は気味の悪い婆さんの夢を見て
毎晩のようにうなされる。
この家がなんとも陰気で、いかにも何かが出そう。
ある日、じとじと降る雨の中を怪しい影が・・・・・
夢ではなく、その婆さんが妻を激しくアタック!
そしてどこへともなく消えていく!
恐怖におののく夫婦が近所の寺へ相談しに行ったところ、
住職はその家にまつわる因果物語を話し始める・・・
江戸時代、その家には大村藩の家老が住んでいた。
殿様は大変短気で、ある日ささいなことから碁の相手の侍を切り殺し、
壁に塗りこめてしまう。
殺された侍の母親は可愛がっている飼い猫の異変で
息子に何かあったことを察知!
急いで殿様の屋敷にむかうが、悪い殿様に乱暴され自害!
猫に「末代まで祟っておくれ!」と言い残す!!
にゃ~と返事する猫!
怪奇映画の名匠中川信夫による、つぼを押さえた怪談ものです。
塗りこめた壁の不気味さ、屋敷のセットの素晴らしさ。
美術が素晴らしい。
化け猫婆さんはたいへん気色悪いが、
考えてみれば健気な猫ではある。
祟られちゃった妻の先祖は、殺された侍を壁に塗りこめるのを
手伝った殿様の家来だったことも判明!
因果応報ですね。
化け猫演技も見ものです!
最近化け猫映画って作られないけど
憑き物伝説は日本にかなり古くからあって、
人間にとりつくとされる動物の種類は多岐にわたるようだ。
狐、狸、猫、蛇、犬、そして猿なんていうのも!
1958年 中川信夫監督作品 新東宝 *DVDも出ているようです。
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竹丸さまとは犬の名前。
大奥シリーズがヒットしたのは
限られた放送回数の中での
エピソードの配分構成が絶妙だからだと思う。
今回はコメディタッチの演出が冴えて、
出演者みんなが生き生きとして見えた。
若手の中でひとりベテランの江波杏子が
出ずっぱりで締めていたのも、
ドラマを見ごたえあるものにしていた。
女優さんがすっぴんになったら
恐いものは無いと言われるが、
江波杏子のノーメイク(風)は鬼に金棒の迫力!
北村一輝の濃い顔が隣にありますしね。
肝心要のラストは鼓の音が響く中、
上様の舞や若君や柳沢やら
安子や染子やらのアップが
錯綜しまくって私のあたまは大混乱。
桂昌院さまが倒れてから
しばらくして
やっと「左利きネタ」が理解出来たのでアッタ。
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出ずっぱりで締めていたのも、
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