山田太一が、戦争体験者として
現代人に戦争というものを
リアルに説明しようとし
未来への警鐘をこめようとした意欲作。
・・であったと思う。
この作品は以前に放送されたもののリメイクだそうだが
それは見ていません。
テレビドラマの名手として名高い原作者によって
いきなり戦時下に放り込まれた普通の家庭のとまどいや不安、
生活の変化や街の様子が細かく書き込まれていた。
「二子玉川のデパートが無い」「246も無い」
という言葉や、
「どらえもん」や
「マクドナルド」「ケンタッキー」
などの具体的な名称が台詞に出てきたのも
ドラマに現実味をもたせるのに一役かっていた。
突飛な設定も中井貴一、木村多江の演技によって
嘘臭くなく、見れたと思う。
窪塚俊介くんの役者才能の魅せ方も見事。
「夢オチ」かなと思っていたら違っていた。
それまでの展開に比べて
あっけなく感じたラストだったが
「衝撃的な」
結末の解釈は
あえてぽんと投げ出す形で
個々にゆだねられたように感じた。
そうそう、最初に出てきた
小林桂樹がびっくりするほどいい声で、嬉しかった!
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リアルに説明しようとし
未来への警鐘をこめようとした意欲作。
・・であったと思う。
この作品は以前に放送されたもののリメイクだそうだが
それは見ていません。
テレビドラマの名手として名高い原作者によって
いきなり戦時下に放り込まれた普通の家庭のとまどいや不安、
生活の変化や街の様子が細かく書き込まれていた。
「二子玉川のデパートが無い」「246も無い」
という言葉や、
「どらえもん」や
「マクドナルド」「ケンタッキー」
などの具体的な名称が台詞に出てきたのも
ドラマに現実味をもたせるのに一役かっていた。
突飛な設定も中井貴一、木村多江の演技によって
嘘臭くなく、見れたと思う。
窪塚俊介くんの役者才能の魅せ方も見事。
「夢オチ」かなと思っていたら違っていた。
それまでの展開に比べて
あっけなく感じたラストだったが
「衝撃的な」
結末の解釈は
あえてぽんと投げ出す形で
個々にゆだねられたように感じた。
そうそう、最初に出てきた
小林桂樹がびっくりするほどいい声で、嬉しかった!
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それがこのドラマのねらいだったと思いますよ。
が、
80歳のお母様が
本当に目にしていらしたものは
もっともっと厳しいものだったでしょうね。
やはりテレビドラマ・・でしたね。
ラストは後味悪~でした。
最後にアレでは主人公は浮かばれませんね。
>突飛な設定も中井貴一、木村多江の演技によって嘘臭くなく、見れたと思う。
と思ってみておりました。細かい内容も知っている範囲では、十分納得のいくものでした。
・・・が、しかし、80歳になる母が側にやってきて、「昭和19年に、こんな若い男の人が普通にいるわけがない。」と、一言。。。私にも
>未来への警鐘をこめた意欲作。
だとは、思いましたが、現実はそれにも増して厳しいものなのだな。と思いました。
その分、私にとってラストが重いものになりました。