BS2のデジタル映画祭・幕末映画ウィークのトリを飾るにふさわしい傑作でした。
池波正太郎の小説を、眠狂四郎や座頭市シリーズでおなじみの三隅研次が監督。
面白いですよこれは!!
無外流の使い手、杉虎之助(高橋英樹)を軸に、
動乱の幕末(明治10年の西南戦争まで)を駆け抜けた男たちを描いています。
まるでタランティーノの「パルプフィクション」のように因果は巡り、
人々は奇妙にからみあう・・・
育ての親・剣の師匠に田村高廣、
剣のライバル・盟友伊庭八郎(近藤正臣)、新選組沖田総司(西郷輝彦)、
薩摩の”人斬り半次郎”こと中村半次郎(緒方拳)、
西郷隆盛(辰巳柳太郎)女性陣では太地喜和子、松坂慶子など。
テンポがよく、無駄が無いストーリー。各人物が活き活きと躍動しています。
特に緒方拳の半次郎が人間味に溢れ、たいへん魅力的。
登場シーン・・居酒屋で新選組に不審尋問され、
「連れていきよるもんなら連れていきやい。
じゃっどん、こん半次郎、ちょっと手荒うごぁんど!よかや!」と、刀を抜く!
寒気がするほどカッコよかったです。
西郷隆盛に激励され、半次郎が男泣きに泣く場面、敵味方関係なく
酒を酌み交わす場面など心に残る台詞、シーンが沢山ありました。
殺陣の素晴らしさ、構図の決り具合はいわずもがなですが、
そこに「ゴジラ」の音楽で有名な伊福部正昭の勇壮な音楽がかぶさって、
いやおうなしに盛り上がります。
“一刀両断“という意味が初めてわかったり!(大びっくりシーン!!)、
思わず「うそぉ!」と叫んでしまうシーンがあったりなど、サービスも満点。
硬軟取り混ぜたフルコース。
(“飛びます飛びます“の坂上二郎さんもちょこっと出てます)最後まで飽きさせません。
「ひとりひとりはいい人なのに、なぜ殺しあわなければならないのか・・」
「これからは刃物を人を斬るために使ってはならない!」と言った虎之助・・・
・・その後刃物をどうするかは見てのお楽しみ・・
■ブログランキング参戦中よろしゅうお頼み申します!!
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面白いですよこれは!!
無外流の使い手、杉虎之助(高橋英樹)を軸に、
動乱の幕末(明治10年の西南戦争まで)を駆け抜けた男たちを描いています。
まるでタランティーノの「パルプフィクション」のように因果は巡り、
人々は奇妙にからみあう・・・
育ての親・剣の師匠に田村高廣、
剣のライバル・盟友伊庭八郎(近藤正臣)、新選組沖田総司(西郷輝彦)、
薩摩の”人斬り半次郎”こと中村半次郎(緒方拳)、
西郷隆盛(辰巳柳太郎)女性陣では太地喜和子、松坂慶子など。
テンポがよく、無駄が無いストーリー。各人物が活き活きと躍動しています。
特に緒方拳の半次郎が人間味に溢れ、たいへん魅力的。
登場シーン・・居酒屋で新選組に不審尋問され、
「連れていきよるもんなら連れていきやい。
じゃっどん、こん半次郎、ちょっと手荒うごぁんど!よかや!」と、刀を抜く!
寒気がするほどカッコよかったです。
西郷隆盛に激励され、半次郎が男泣きに泣く場面、敵味方関係なく
酒を酌み交わす場面など心に残る台詞、シーンが沢山ありました。
殺陣の素晴らしさ、構図の決り具合はいわずもがなですが、
そこに「ゴジラ」の音楽で有名な伊福部正昭の勇壮な音楽がかぶさって、
いやおうなしに盛り上がります。
“一刀両断“という意味が初めてわかったり!(大びっくりシーン!!)、
思わず「うそぉ!」と叫んでしまうシーンがあったりなど、サービスも満点。
硬軟取り混ぜたフルコース。
(“飛びます飛びます“の坂上二郎さんもちょこっと出てます)最後まで飽きさせません。
「ひとりひとりはいい人なのに、なぜ殺しあわなければならないのか・・」
「これからは刃物を人を斬るために使ってはならない!」と言った虎之助・・・
・・その後刃物をどうするかは見てのお楽しみ・・
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この23日にDVDが出ますね。興味ありますねー。チェックしてみます。
それにしてもBS2の映画は、たまに意外な
発見があるからいいですよね。
こんな楽しい映画はどんどんDVDにして欲しいです。
ところどころ「あれ?」と思う箇所も
ありますが、肩が凝らない娯楽作ってかんじで
私は大好きです。ごらんになってみて
また感想をお聞かせ下さい。
BS2.そうなんですよ。あなどれませんよね。
毎日新聞開くと真っ先にチェックしています。
『パルプフィクション』のようにっていい表現だと思います。
4人の運命のからみあいが絶妙ですよね(^o^)
私はこの映画で英樹ファンになってしまいました。
劇画のようで面白いですよね~
登場人物が活き活きしていてテンポがよくて
大好きです。
英樹さんもいいですよね!