【スイング再生工場】絶滅危惧種のゴルフクラブ造ります

重いヘッド&柔らかシャフトを通し、ゴルフを考え スイングを学べるクラブを追求! 誰よりも振らず誰よりも飛ばすをモットーに

L型ブリストルパター ご紹介

2018年09月09日 19時59分22秒 | ゴルフ
L型ブリストルパターの最大の特徴は
やはり そのヘッド重量にあります。

平均的な市販のパターヘッドのヘッド重量は 300g前後
重いと言われているものであっても 330~350gです。

470gを超えるヘッド重量は
さまざまな恩恵をもたらします。



まず ストロークの始動が簡単になります。
比較すれば 非常にわかりやすいのですが
軽いパターヘッドでは 自分自身がずっとパターヘッドを
動かさなければならなく、なかなか始動するきっかけが
掴めません。
このヘッド重量があれば パターイップスには
ならないと思います。

次に 重量、重心が見た目通りです。
そのおかげでストロークが非常にスムースに出来ます。
どういうことか というと
昨今流行っている 重心の深い、モーメントの高い
パターヘッドは、理屈上は重心が深いとわかっていても
いざ ストロークする段になると、人間は
打面であるフェースに意識が行きます。
その打面よりも重心が何センチもずれたところにあると
動かしたヘッドに対し、遠心力などは
重心のかかるが故に、重心部が膨らもうとする
働きがかかり、結果 ストロークがループすることに
なってしまいます・・・。



パターは特に 空へとボールを飛ばす必要がないので
重心が深い。。。とか 重心が低い というのは要らないもの。
フォローが出るから なんていう謳い文句にのっとって
重心が深いもの、慣性モーメントの高いものを
選ぶ人が少なくないようですが
うまくいっている人を見るのは少ないですねぇ・・・

もしも フォローが出るというのであれば
重心が深いが 重量が軽いものと
重心は浅いが 重量の重いもの
いったい どっちが そうなんでしょうね…。



ヘッドが重い というのは
ボールを移動させる~飛ばす能力に優れている
と言うことでもあります。
故に ストロークが小さく、遅く することが可能ですので
慣れてくれば、安定度は抜群です。




ボールのころがり に関してですが
使われると理解されますが
非常に 直進性能が高く
1~2mのパットであれば、ラインや傾斜などを
殺してしまい、カップの中に打っていい
そんな直進性能を持っています。

意外かもしれませんが、下りや速いグリーンにも
非常に強く、万能選手とも言えますし、
ラフがないような冬の芝状態であれば
グリーン周りからのアプローチにも威力を発揮します。
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ゴルフ◇不遇なフェアウェイウッド時代

2018年09月09日 19時56分14秒 | ゴルフ


現在、巷で主流になっているスイング論 では
ティーアップして空中のボールを打つドライバーは兎も角
地面にあるボールを重心の深いフェアウェイウッドで打つのは
かなり無理があるのでしょう。

派生して枝分かれしているスイング論はあれど
多くのものが ヘッドをより前に出す
ヘッドがグリップを追い越す そんな理論ですね。

ゴルフクラブ・ヘッドの機能、重心の位置
(ヘッドの重量の中心点)
・・・この各機種による違いは
   そのヘッドの特徴を表しています。
特徴を表してはいますが、錯覚して、誤解して、
認識していることが多いかと思いますが、
衝突・インパクト時のその重心位置の効果…よりも
遥かに その重心位置(重量配分)によって
クラブがどのような姿勢で入ってきやすいか
どんな姿勢になりやすいか
ということの違いなのです。



重心位置が深いほどヘッドは前に出やすく、
ロフトが多くなりやすくなります。
ゆえに ロフトのきついクラブに限っては
重心位置が深いもののほうが易しいと言われれるのです。
同時に重心の深いものの方が
入射角度が緩くなりやすく
今流行りの 高打ちだし・ロースピンを生み出し易く
出来ています…あくまでも理論上ですが…。


その重心位置の機能と現代のスイング論を
兼ね合わせると フェアウェイウッドのような
アイアンの8倍も10倍も深い位置に重心のあるヘッドでは
ヘッドが前に出る機能/ヘッドを前に出すスイング
によって 体重が右に残りやすく
インパクト以前に体が上を向きやすく
ヘッドが前に出やすい(相乗効果) によって
トップやチョロが多発するクラブになってしまっています。

アイアンであれば ボールの位置を右において
ごまかすことも可能ですが
ドライバーに近いような長さのウッドでは
そうも行きません。


重心が深く ヘッドが前に出やすい
故に ロフトが付きやすく 易しい というのが
フェアウェイウッドだけでなく 重心が深いクラブヘッドの
大きな利点な筈なのですが、
現代のスイングと組み合わせると
地面から打つショットが届かなくなってしまう という
これまた大きなデメリットも内包しているのです。

弊社はドライバーだけに限らず
フェアェイウッドもアイアンも
重心が長く、重心が深いものを好んで作り、使います。
第一にはヘッドの重量効果が高くなることですが、もうひとつ
ゴルフのショットでは 飛距離を損なわず
弾道の高さをしっかり取る というのが
一番大変なことで
これをヘッドの性能に補うのがとても重要と考えている
というのがあります。



フェアウェイウッドは
高齢になった時 とても重要なクラブです。
同じ距離が打てるアイアンに比べると
高さが取りやすく、キャリーボールを生み出し易い…。
パワーやスタミナなくなってきた時に
例えば 小雨振る 肌寒い 17番ホールで
150ヤードのキャリーボールの必要な池越えのショット
これは やはりフェアウェイウッドの出番 です。

そのためには やはり
 フェアウェイウッドの利点をしっかり使える
 重心の深いヘッドをしっかり使える
クラブ扱いを身に着けておく方が良いと思います。

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