どうして 気にならないのかしら と
強く思うのです。
良い悪いのかかわらず
現在のスイングの主流は
ヘッドを返す、シャフトをしならせてしなり戻す
フェースローテーション全盛時代 です。
私は思いっきり否定派ですけどね・・・
ヘッドを返すにしても
シャフトをしならせてしなりもどす
にしても ヘッドの大きさ⇒重心距離
シャフトの硬さ~柔らかさ によって
その動作のスピードや加減や加速ポイントなど
違い、差が有ると思うのです。
重心距離の長いモノの方が
ヘッドは開きやすいですが
ヘッドは閉じにくいです。
シャフトの柔らかいモノの方が
ヘッドは開きやすいですが
ヘッドは閉じにくいです。
重心距離の長いモノは
シャフトはしならせ易いですが、
しなり戻しはし難くなります。
シャフトの柔らかいモノ方が
シャフトはしならせ易いですが
しなり戻しはしにくくなります。
重心距離長い シャフト柔らかい
重心距離長い シャフト硬い◎
重心距離短い◎ シャフト柔らかい
重心距離短い◎ シャフト硬い◎
ざっくり ですけれど
ヘッドの返し・シャフトのしなりしなりもどし
のし易さはこういう関係です。
![IMG_0591](https://livedoor.blogimg.jp/hbs/imgs/0/5/056079cb.jpg)
(アイアンの事情)
デフレや世の風潮
ゴルフの平均年齢はどんどん上がっていますが
スチールを使えるかものあこがれ・願望から
アイアンはスチール以外選択肢なし にまでなりました。まあ そこは予算有り、あこがれあり、好みあり
ですから 可でも不可でもありません。
軽量スチールは素材の強化によって、
より手元を薄く軽くする強く で成り立っているが故に
重いヘッド・重心距離の長いモノを嫌います。
グラファイトのモノと比べると 0.5~1インチ短めで
ヘッドも軽めです。
(ドライバーの事情)
ルールの制限、
ヘッドの体積の制限 ⇒これを視覚的に改善するため、シャロー化
モーメントの最大値 ⇒シャロー化
飛距離を造る要素の制限が多くかかっているので
46インチが一般化してきてもいます。
ロフトやフェース向きの変更などの
ネック廻りをいじくれる のし易さ
サイドのあるディープな形状よりも
シャローの方が圧倒的に製造が楽ですから
シャローなドライバーヘッドの流れは止まりません。
46インチの長さになった
大型のシャロー 重心距離の長いヘッド
飛ばすために やむを得ず 柔らかくしたウッドシャフト
小振りになったアイアンヘッド
軽量スチールという ウッドと比べると格段に硬いシャフト
このギャップは年々開いている感じがしてなりません。
ヘッドの返し、シャフトのしなりしなりもどし
これにクラブの長さを加えると
クラブ長い ドライバー
クラブ短い◎ 9番アイアン◎ です。
クラブ長い 重心距離長い
シャフト柔らかい
クラブ短い◎ 重心距離短い◎ シャフト硬い◎
現在の ドライバーとアイアンの噛み合わせ は
ゴルフ史上 一番遠い関係にある、
まったく 別なモノ と言って良いと思います。
このままでは ウッドとアイアンは別々な打ち方も
必要になってしまうほどです。
現場 で考えると
2ショットを1ユニットとして
OBで連続二回ドライバーを使うのと
ドライバー ⇒ アイアン を使う回数の方が
断然、圧倒的に多いはずです。
どのドライバーが良いとか 悪い 好き嫌い
これも重要ですけれど
この ドライバーとアイアンの噛み合わせの良し悪し
はスイングやタイミング、そしてミスにも直結する筈で
それって 気にならないのでしょうか?
![IMG_0590](https://livedoor.blogimg.jp/hbs/imgs/0/5/05028db1.jpg)
不思議というか
このドライバーが合ってるとか 合ってないとか
それを選べる、判別出来るんなら
その 噛み合わせの差もわかるんじゃないですか?
逆に言うと その噛み合わせが感じられないのに
どうやって ドライバーの合う合わないを判別してるんでしょうか?
なぞ です。
良い球とか、より距離であるのならば
その ドライバーとアイアンの噛み合わせは
必ず 結果に直結するので
その噛み合わせの悪さは分かると思うんですけど
いったい ぜんたい 何がクラブの判別基準なのでしょうか?