忘れられた?
あまり使われていない ゴルフ用語というか、用品用語に
「ジガー」とか、 「チッパー」 とか あるんですけど
知っていますか?
これは まあ パターの長さに
ロフトの付いた アイアンで言うと
8番とか、9番位のロフトのパター版 って感じです。
飛ばしたくないけど
ほんのちょっとだけ 上げたい というか
1ⅿとか、2~3ⅿ のほんの少しだけ キャリーが欲しい時の
グリーン周りなんかに使うんですね。
✋アメリカやイギリスではごく普通に使っていますね。
アプローチの打ち方…
そんなことにこだわりたくない人 には
とても重宝されていると思います。
何故 日本の巷であまり目にしないか、というと
やはり 単体として数が売れない ので
商品として、売り手、造り手側が
無視しちゃってる部分は否めません。
私は グリーン周りのアプローチが苦手 と言う人は
積極的に使っていいんじゃないかな とも思います。
形状的には「ユーティリティ」がいいんじゃないかな
と思うんです。
フルショットと兼用 って感じですね。
フェアウェイウッドでも良いとは思うんですけど、
ヘッドに厚み、高さが無いので ラフでの潜り抜け が
ちょっと怖いかも…ですからね。
これも 売り手、造り手の都合 なんですけど
25度を含め、それを超える(それよりも多い、大きいロフト)
のクラブには 溝の規定(正直、何の意味もないですけどね)
があるので ステンレスの鋳造で作る場合、
その精度が面倒なので 避けるんです。
ですので フェアウェイウッド や ユーティリティ も
一番大きい ロフトを24度 とするんですね。
商品を積極的に紹介してる訳じゃないんですけど、
弊社の取り扱いに
KZG の ユーティリティ形状のアイアン があります。
ロフトで言うと
18.22.26.30.34.38.42度 ってある訳ですが、
👉34.38.42度辺りのロフトは
その「ジガー」とか、「チッパー」に相当します。
アイアンとして使うと 相当に高い球になると思います。
高い球というか、早い段階で高さが取れる というか・・・。
女性とか、弾道の低いタイプの人、
ボールを上げるのが苦手な人にはいいかと思います。
アイアン ユーティリティ、ウッドの 違いは
長さもありますが、同じロフトでも
高くなるところが違う・・・というか
順に 奥(遠く)に行くほど高くなる
順に 打ち出しは低い というか、
例えば フェアウェイバンカー で使う時、
あごが気になるなら 同じロフトと言う条件かでは
アイアンよりも ユーティリティやフェアウェイウッドの方が
あごを回避する可能性が高い…って感じ、です。
それこそ、その名称通り、
グリーン周りでも チッパーやジガーとして使え、
便利。。。なんじゃないのかな と思います。