質問「一般的に良くないスイングの代名詞である
アウトサイドイン についてはどうです❓」
![リリースは手首の解放ではありません_Moment(2)](https://livedoor.blogimg.jp/hbs/imgs/c/a/ca189faa.jpg)
店長「これもかなり誤解されていますね。
アウトサイドインと言う現象が悪いのではなく
からだの回転でクラブを動かさない、
クラブの弧をからだの回転で描かず、
手で振るから アウトサイドインになり易いので
アウトサイドインが悪いのではなく
アウトサイドインになってしまう
スイングの動力源が問題なのです。」
質問「ああああ そういうコトなのですね。」
店長「そうです。
手でクラブを振る、フェースローテーションをするには
それを行う空間が必要です。
ですので どうしても からだの向きと腕のさばき は
その順番が必要で、
ダウンスイングであれば からだを廻し、開き、
インパクトより先に 腕でクラブを振る空間を
作る必要があるので
それを アウトサイドイン と言うのです。
あくまでも一般論ですが…。
ですので その軌道、ヘッドの道のり『だけ』を改善しても
本質は何も変わらないのです。」
![(ハンドリリースサンプル集_Moment(3)](https://livedoor.blogimg.jp/hbs/imgs/5/1/5163c3a9.jpg)
質問「ソコの部分 かなり間違った認識が横行している
ように思えます。」
店長「手で振る限り、例え
クラブをより寝かし、見た目インサイドから
入れて来る、としても 本質的なアウトサイドインは
変わらないのです。
![【ゴルフスイング】遠心力とリリースの勘違い_Moment](https://livedoor.blogimg.jp/hbs/imgs/6/b/6bb8c536.jpg)
まだ 素直に外から振っている方が安定性は高いです。
言葉は悪いですが、外から掻いてきている分だけ
ターゲットを計算に入れて 右気味にアドレスを取れば
同じ弾道を打つ可能性は決して低くありません。
逆に、ヘッド軌道をインサイドから、に換えると
クラブをより寝かすことになりますので
より フェースを開いて進入 し、
より 激しいフェースターンが必要 になります。
同じ球を繰り返し打つ と言う確率は低くなりますし、
その急激なターンは 左ひじなり、手首なりに
必要以上の負担をかけるコトになります。
この道筋が スイング向上 と信じている人が
少なくないのは 困ったモノです。」
質問「ソコはやはり ゴルフショット向上に付いて回る
こすり球、ボールのつかまり の認識の齟齬が
大きいんじゃないんです❓」
店長「ソコはアルでしょうねー。
こすり球 =スライス ではなく
ロフト以上にスピンが多い球で、
つかまり =フック ではなく
ロフト通りのスピン、ボールの速度、
というコトが把握出来ていないと
ヘッドの軌道とフェースの開閉
と言う作業に意識が行ってしまいますよね。」
質問「中途にゴルフやスイング情報を仕入れていると
そちらから スイング造りに入っていく方も居るでしょうね。」
店長「結構、いらっしゃると思います。」